茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

初ライティング

このブログもどき的なものもそうだけど、今はとにかく「書く」ということに集中しているなぜなら、僕は文章が全く書けない人間なので。小さいころから国語はからっきしで、文章問題の「この時の主人公の気持ちを答えよ」なんていう問いはまっっったく解けなかった。「おいおい、エスパーじゃないのにどうやって相手の気持ちがわかるんだよ!」ってずっと思っていた。そして、実際に問題が解けたためしがない(笑)。そんな「読めない」状態なので、もちろん文章も「書け」やしない。

30を越してさすがにこのままじゃあかんなと思って、とりあえず「何か書いてみよう」と始めたのがこのブログもどき。きっかけは義理のお母さんがブログをはじめてそれなりにフォロワーがいるということだったけれども(笑)。「俺の方がはるかに若いはずなのに、なんで知らん間に周回遅れになっとるんじゃい!」っていうよくわからない自分へのもどかしさが原動力になったのかな。

とにもかくにも「書く」ことがこのブログでの目的。これまで文章が書けなかったので、まずはとにかくたくさん文字を吐き出してみようと思う。なので、分かりやすさとか読みやすさとかは全く気にしていない。ただひたすら文章を吐き出していく。もし僕が仮にこのブログを見つけたとしても、まあ、絶対に読まないな。だって文章校正もぐちゃぐちゃだし、何をいいたいのか主題がわからないし、誰向けに書いているのかもいまいちよく分からない。そして文章が割と長いので、読む気が失せる(笑)。
だが、それでいい!!これは誰かが読むように作っている文章ではなくて、あくまで自分が文章を書く練習ように作っているのだ。他人向けのちゃんとした読みやすい文章は、もっとうまくなってからでいいと思う。このブログの読者は自分自身といっていいのかも。もう少しいうなら、今現在の自分と、過去数年前の自分かな。

ブログだけではちょっと刺激が足りないので、他にも文章を書く場を求めていて、それがクラウドソーシングのライティング案件。この前応募して、無事に初仕事につながったものが出た。英語のコーチングの無料カウンセリングを受けて、その感想を報告するというもの。この案件は僕にぴったりだと思った。なにせ、僕ほど英語に苦しんだ人間は日本広しといえどもそうそういないでしょう。英語に関する愚痴を語らせたら軽く数時間は話すことができますよ。英語の学習についても、大半の人が考え付きそうなことはだいたい試してみて、その全てに失敗しています(笑)。依頼主がこの案件をオファーした時点で、Lancers界隈で僕以上にこの案件に適した人はきっといなかったでしょう(たぶん)。

今回無料カウンセリングを受けた先は、なんかグリップ力が強そうな感じのコーチング専門のところ。イメージキャラクターにサッカーの本田圭佑が起用されていることからも、ゴリゴリ系であることが容易に想像できます。ウェブでカウンセリングを受けることもできたんですけど、初めての案件という思い入れがあったので、校舎のある有楽町までいってきました。600円の案件に対して、電車は片道168円。カウンセリング時間は40分くらいで、これにライティング時間を考慮すると… 時給換算してはいかんやつですな。
普段は結構やぼったいところのオフィスにいるので、有楽町まで出てくると、なんか東京に来た感じがしてちょっとだけドキドキしないこともない。なんか店多いし!ビルもあるし!人多いし!って感じ。カウンセリング場所のオフィスも小奇麗な感じでした。やたらとエレベーターホールが広かったのが印象的。これなら救急車が同時に3台くらい来ても、ストレッチャーがぶつからないなって感じの広さ。

単価の高いサービスを提供しているだけあって、校舎はモダンで洗練された感じ。すべて個室で区切られているようでした。受付で電話を済ませると、しばらくしてカウンセリング担当の20代くらいの女性がやってきました。水原希子似で、ちょっと表情がきつい第一印象を受けましたが、性格も第一通りでした。なんかもう、意識高い系で、バリバリゴリゴリ仕事やっちゃいますみたいな優秀そうな女性でした。はい、僕の苦手なタイプでした。こちとらつい最近まで生きているんだか、死んでいるんだかよくわからんゾンビ状態だったので、高邁な「夢」をもって日々充実して過ごしていらっしゃる方々とは相性が悪いわけですよ(笑)。戦う前から結果は見えています。はい、私の惨敗ですよ。

まずは何故英語を勉強したいのかその理由の聞き取り。ここは無難に差し障りないように「業務で使います」と答えました。まあ、本当に業務で使っているから全然噓ではない。続いて、英語力の診断テスト。これは結構緊張した。何せ水原希子似の担当者の圧が結構強い(笑)。単語の意味を答えていくときも「次は?次は?次は?それでいいの?次は?」といった感じ。TEDか何かの音声を聞いてその内容を日本語で答えるときも、目をジーーーーっと見つめられるからやりづらいったらありゃしない(笑)。もう蛇ににらまれた蛙状態で、こっちはなんもできんですよ。そんなににらまれても、能力以上のものは何も出てこんのですよ!!
スピーキングのテストでは「今の業務について何か話してください。はいスタート!」ってな感じでいきなり英語で何か話せとふられる。これ、日本語でもうまくできないやつだわ(笑)。もともと言いたいことが頭でまとまっていないから、しどろもどろになって、「アウアウアウ」としか言えなかった。そんな状態でも姉さんは容赦なく「で?で?もっと続けてください。で?で?」「はい、ここで終わりですが、さっきの言いかけたやつ、最後まで言ってもいいですよ。で?で?」という感じで圧迫されまくった。これはなかなかきつかったなあ。僕よりもはるかに若い女性のはずなんだけど、精神的な圧で完全に制圧されてしまいました。

テストの後に、英語の学習法の説明とコースの説明があったけど、ここでも圧力が半端なく強いから、なんか聞いていて辛かったなあ。
女性「質問はいいですか?(強めの語気)」
僕「えーと〇〇はどうなっていますか?」
女性「dfoekglkmherm」
僕「(…説明早くてよくわからん) な、なるほどですねえ」
女性「他には?(圧が強まっている)」
僕「えーと、うんたらかんたら」
女性「他には?」
女性「他には?」
…なんかもう、圧迫面接を受けているみたい(笑)。

僕がちょっと軽く、「いやー、日々の生活が忙しくてなかなか学習の優先度を上げるのが難しいですよねえ」と口に出してしまっのがどうやら気に入らなかったらしく、
女性「みなさんお忙しい中でもちゃんと毎日3時間以上確保して学習なさっています。お医者さんや弁護士といった、本当に多忙な方でもちゃーんと時間を確保して、目標を達成されていますよ(キリッ)!!」
僕「はぁ、そ、そうですよね。(俺は医者でも弁護士でもねえよ!!そして、能力が劣り、時間のあるやつが忙しいみたいに言ってしまって悪かったな!!)」
もうね、弱音や言い訳なんていってはいかんのですよ、あの空間では。取り付く島もねえです。
とどめに「人間、"できない" 理由なんていくらでも考えだせますので、あとはやる気しだいですよ」と鋭い眼光でにらみつけられる。意訳: 「お前みたいなやる気のないクズはそもそも校舎の敷居をまたいでくるんじゃねえ!」
…なんで無料のカウンセリングを受けにきただけなのに、こんなに不快な思いをしなくちゃいかんのだ(笑)!??わかりました。ここは超意識高い系で、友達も多くて、高校のときにラグビーとかチアとかやってる感じの人たちが通って自己を高める感じの場所です(偏見)。すくなくとも、抑鬱に悩まされているような人間が来るべき場所ではないのです!そういう人はここに来たら病状が悪化してしまうので絶対に近付かない方が無難です。

そんなこんなで、40分くらいでカウンセリングは終わりましたが、僕のハートはズタボロです。帰りに「パンフレットと本(創業者の著作)をもっていってくださってもよろしいですよ」といわれましたが、速攻で「いいです。大丈夫っす」とお断りしました。まあ、プログリットの創業者が書いた本は前に読んだことがあるので実際にいらなかったしね。「マッキンゼーで死ぬほどやってたったぜ!俺が英語習得できたんだから、てめえらも "本気" で、"科学的" にやれば英語習得できるぜ!!」みたいな内容だった気がする(うろ覚え)。

帰りの電車のなかで、今回のカウンセリングの内容を報告しました。「感想は200字くらいで」と言われていましたが、なにやら色んな感情が湧き出てしまって、軽く1500字以上書いてしまったので、これ以上書いてしまっては自分のなかのどす黒いものがこぼれだしてしまうとおもい、適当に文章を切り上げました。できるだけ客観的に書こうとしたんですけど、難しいもんです。人間は感情の生き物なので、どうしてもちょろちょろと感情が染み出てきてしまう(笑)。

まあ、ここのコーチングには今後ご縁はないだろうなと思いながら、報告の送信ボタンをポチリと押しました。