茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

誰のためにモノを書くか

さてと、文章を書くのが苦手だから、このブログを通してそれを克服しようとしてきました。
まずはとにかくなんでもいいから30記事を投稿しようとして、それを達成したわけです。
最初は何も考えずに、ただただ文字を大量に吐き出せばいいやと言った感じで、いやはや、これは本来であれば公に出すようなものじゃない。けど、けど、まあ個人ブログなんて誰もアクセスしないからゆるしてください。
おかげで(?)文章を吐き出すということ自体にはそれほど苦手意識を感じなくなってきたような気がします。目的もなく、目標もなく、ただダラダラを文字を打ち出すだけなら時間さえあればいくらでもできるのかなぁといった気さえしてきました。

このままこの状態をずっと続けていてはさすがにいかんですね。第一関門の「とりあえず文字を出力する」というところはクリアできたので、もう次のレベルを目指さないといかんわけです。
これまで書いたものは、想定読者が「現在の自分」もしくは「数年前の自分」で、どっちも結局自分かい!!っというものでしたので、これからはこのへんを改めていきたいです。「文章」っていうよりも、たぶん「排泄物」っていう表現の方が正しいかもしれないですね、いままでやっていたのは。でも、それもいいでしょう、最初のうちは・・・

これからは、「他者」を想定してものを書いていくようにしていきます。
これはよく言われることですよね。モノを書く場合は、まずはその文章がいったい「誰に」向けられて書かれているのか、いったい「誰に」読んでもらうために書いているのかを決めなければいけないと。
・・・ということで、自分が想定する読者を一度作ってみよう。

宇津田九三郎 (34)

・メーカーに勤めるサラリーマン
・"パリピ" ではない方
・いわゆる繊細さんで、積極性はそれほどなく控えめ
・はっきりとした将来の夢や希望はもっていないが、漠然とした不安はある
・反芻思考ばかりしてしまい、抑鬱に悩まされ気味
・心配性
・結婚8年目で、子供は二人。幼稚園児と赤ちゃん
・小さいころからみんなと合わせようとしても、どうしてもズレてしまう
・世間一般と自分の価値観が乖離している

・・・こんな感じのキャラ設定でどうでしょうか?いや、もうほとんど自分じゃない(笑)?っていう感じがしないでもないけど、完全一致しているわけではないので一応他人ですね。

では次に、このブログの目的は何かを明確にしてみよう。
そもそもは、義理のお母さんに触発されて初めてみたんだけど、苦手な文章を克服することが第一目的でした。
それがいざやってみると、「あれ、なんか書くことって楽しいんだ!」って思えて「新しい自分」に会えたような感じでした。別にコンタクトのCMじゃないけど。まぁ、この歳にもなると、新しい自分に「会えた」んだか「遭えた」んだかわからんすけどね。
「書くのが楽しい」っていう感覚は、本当に意外な発見でしたね。やっぱり何事も実際にやってみないとわからない。文章は全然上手じゃないし、推敲なんて全くしないから誤字脱字のオンパレードだけど、「やってて楽しい」っていう感覚が味わえたのはよかったなあって思います。
モノを作ることと本を読むこと以外で集中することってあまりなかったから、これは自分に向いているんだなと。文章の才能があるとかないとかはどうでもいいんです。「好き」っていう感情と「没入できるかどうか」のこの二つが一番重要だと思います。
いまの自分の本業ではそれがないので、これら二つがいかに重要か嫌と言うほど思い知らされます。ほんと、下手の横好きで全然構わんのですよ。

話がそれてしまったけど、文章がうまくかけるかどうかは別として、文章に対する苦手意識がなくなったので、もともとの目的 (目標) を達成したってことでオッケーでしょう。
となれば、次の目的はなんぞ・・・???

僕は・・・人を笑わせたい

これまでの自分の言動を振り返ってみて、自分の心の中に結構強くあるもの、それは誰かを笑わせたいっていうことだ。誰かに笑ってもらえるとすごく嬉しい。
なんなら、笑わすんじゃなくて、笑われるのでもいいかもしれんですな。

本当は、「誰かの苦しみを取り除きたい!」とか書いてみたかったけど、うーん、これってめちゃくちゃ重たいな。メンヘラな女の子の人生相談なみに重たいな。
確かに、誰かの助けになりたい、自分と同じ悩みで苦しんでいる人を助けたいという気持ちはマンボウの卵の数くらいたくさんあるのだけれど、今の自分にはそういうのはちょっと荷が重すぎますな。

いまの僕にできることは、誰かのこころをちょっとだけ軽くすることじゃないかなと。

なので、今後このブログは、宇津田九三郎氏を笑わせてちょこっとだけ心を軽くすることを目的として書いていこうと思います。

はたして、日本人1億2000万人中、宇津田九三郎的な人が何人おるんか知らんですけど。10人くらいは似たような人おるんとちゃいますかねぇ・・・???