茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

さて、仕事をやめようか

すみません、これは完全に独り言です。(自分のメモ用)

 

さてと、このまま今の会社に居残っていいだろうか?これまでもずっと自問自答してきたけど、やっぱりできるだけ早くやめた方がいいな。

では、会社を辞めた方がよい理由はなんだ?

ポジティブな理由から考えてみよう。

  1. 今の会社以外の世界を知ることができる。
  2. 新しい業界や職種に挑戦できる
  3. 今の土地に縛られない
  4. 人間関係をリセットできる(別に今の人間関係が悪いわけではないけど)
  5. 新しい自我の形成につながる
  6. 子供に新しいことを挑戦する姿をみせられる

では、ネガティブな理由を考えてみようか。

  1. 今の仕事がクソつまらん。あー、これは結構でかいな。他の会社でもそうだと思うけど、業務が細分化しすぎてしまって、自分のやっている仕事の "意味" が非常にわかりにくい。そして、実際に意味のない業務が多すぎる・・・仕事のための仕事が増えすぎ
  2. 自分が好きでもなければ得意でもないという、一番ダメな仕事に就いてしまっている。どちらか一つでも当てはまれば救いはあるけど、どれも当てはまらない。そもそも、大学を選ぶ時点で歴史が好きなのにも関わらず化学を選んでしまったのが、本当に間違いだった。これは自分の人生の中でも痛恨のミスだ。みんな化学が大好きで会社に入ってきているのに、僕一人だけ「構造式をみるのも嫌です」という状態ではとてもじゃないけど、誰にも勝てない。逆に、歴史とかならいくらでも時間を費やすことができる。
  3. 自分が会社に合っていない。会社のことはさすがに悪く言えないので、ここは「自分が」合っていないというのがいいか。実際そうなんだろう。みんな何十年も同じ会社にせっせと務めて何も文句を言わない。自分は、今の会社にそのまま務めて、家を買って、ローンを35年も払うという姿が想像できない。そして、たぶんそういうのにはとてもじゃないが耐えられない。
  4. 今の仕事でやりがいの「や」の字も感じたことがない。結局、上の人たちだけで話が決まってしまい、うちらペーペーは10年たってもずっと二等兵のまま。これでは何のスキルもみにつかない。ただの捨て駒のような存在。この会社でしか通用しない人材になってしまう。
  5. 今の会社で「こうなりたい」とあこがれる人がいない。みんな死んだ目をしている。日本の社会自体がそうかもしれん。そして、自分の何年か働いているから、他の若い人に同じように思われているのかもしれん。これが、もし自分の息子だったら?自分の息子に「おやじみたいにはなりたくない」って思われるのは嫌だ。息子に嫌われるのはまぁ、しょうがないことだけど、息子にさげすまれるのは悲しすぎる。では、自分は息子に胸を張れるような生き方をしているのか?「俺みたいになれ」って言えるか?今のままではかなりくるしい。「おれはお前の反面教師として生きているんだ!俺みたいになるな!」って言えねぇしなぁ。
  6. このまま会社に居残ったら、社会の変動に対応しきれない。いや、もう十分にそうなっている。他の業界に比べたら、超が付くほどホワイトなところだと思う。だからこそ、みんなぬるま湯につかり切って変わろうとしない。このブログのタイトルと同じで、茹で蛙になっちまう。

ネガティブなことを挙げていくときりがないから、これくらいでやめておこう。

では、いつまでに会社を辞めるか。ちゃんと期限を決めておいた方がいい。2024年3月31日までに会社を辞めよう。これはもう妻にも打ち明けている。会社を辞めれば安定的な収入はなくなってしまうけれど、このまま人生がじり貧になって、抑鬱で悩む日々に逆戻りするよりは全然いいだろう。

会社を辞めるまであと625日。

では、会社を辞めて何をしようか。今考えているのは、なにか小さい商売をたくさん掛け持って、それで細々と生きていくこと。

でっかく事業を始めるのではなくて、月数万円くらいの商売を10個くらい集めてその日暮らしをしていくことをイメージしている。

実家の近くに帰れば、生活維持のコストはかなり低減できるので、そんなに激しく稼がなくとも、生きてはいける。うちの親をみていても思うのだけど、収入が低くても、支出が少ないので食うには困らない。

あと2年でいかに小さい商売を作っていくか、勉強していこう。

手始めに「起業 セミナー」でググってみたら、まぁなんか怪しそうなやつも結構でてくるなぁ。

人生100年生きられるとしたら、あと60年。80年だとしてもあと40年生きられる。いまがちょうどいいターニングポイントにきていると思う。

40過ぎてからの転職はどうのこうのとよく言われるし、実際にその通りだと思うけど、長い人生を俯瞰してみたときに、今ここで「選択」しなかったら死ぬときになんとおもうだろうか?こんなことを妻に言ったら激怒するかもしれんけど、たとえ妻子に迷惑をかけてでも、たとえ彼らに不自由な思いをさせてでも、今選択をしなければいいけない気がする。このまま哲学的ゾンビみたいな存在でいてはいかん。

もうサラリーマン人生は終わりにしよう。そもそも、社会不適合な自分が何の考えもなしに就職してしまったのが間違いだった。40前にして、そのことは痛いほどよくわかった。例え経済的に苦しくなったとしても、別の道を歩んでいこう。

さて、2年後の今頃は何をしているだろうか?

昔書いた日記を見直すのが好きで、たまに振り返っているけど、この数年で別人かと思うくらい自分は変わってきた。刹那刹那で人間は変化しているから、別人といっていいでしょうけど。

あと数年で果たしてどのくらい変われるか。「変われるか」じゃないな。変わらないといかんな。

鶏口となるも牛後となるなかれ。家畜のような身から早く脱して、一匹狼でもいいから自立したい。

昔は自分の父親が自営業をやっていることは何とも思わなかったけど、気づいたら自分も独立したいと思い始めているのは面白いものだ。