ハラスメント
昨今はいろんなハラスメントが取り上げられておりますね。
セクハラ、モラハラ、パワハラ、スメハラなどなど・・・ あまりに多すぎて、もはやハラスメントにならない事象はないんじゃないのって思ってしまいます。
あまたあるハラスメントの中でも「ヌードルハラスメント (略してヌーハラ)」は他のものとちょっと毛色が違う感じがしていました。
「ヌーハラ」っていう言葉ができたのはまだ最近ですよね。数年くらい前から??
最初この言葉を聞いたときは「なんだそりゃ?」って思いましたよ。だって、日本は麺をすする文化圏に属しているんだもん。
「麺なんてすすってなんぼ」的なところがあるでしょうがと思っていました。
「日本にきた外国人が麺をすするのに不快感を~」みたいな論には正直うんざりですね。
まず、すする云々以前にその「外国人」とやらは一体誰なんですかと小一時間問いたい。
中国人だって麺すすりますよ?なんなら日本人より容赦なくすする人が多くないですかね(笑)。すみません、これはただの偏見ですね。
どうせ「白人」のことを「外国人」でひとまとめにしているんでしょうけど、一般化が過ぎるので、せめて「アメリカ中南部の人は」とか「ウェールズ地方の人は」といった感じで具体性が欲しいですな。何でもかんでも「外国人」でひとまとめにするのはあまりに暴力的すぎる。
だぶん、みなさんも思っていることでしょう。「それってどこの外国人だよ!」って。
次に、「すする音が不快」と言われましてもね、そういう文化だからしゃーないやろって話ですよね。
我々日本人がアメリカ人に対して「土足で家の中に入るなんて野蛮!」っていっても何の意味もないのと同じですね。
「そういうもんだから」の一言でおしまいです。
ちなみに、アメリカでも土足が嫌だという人はある程度いるようです。
赤ちゃんがいるところは、外出用と室内用で靴を分けていたり。
あと、マンハッタンみたいな都会のアパートに住んでいる人は、外用の靴を室内で履くと歩く音が下の階に響くから、室内履きの靴に替えている人もいると聞いたことがあります。
でも、ドラマのシーンとかをみるとわかりますけど、「絶対に土足は嫌」という人はちょっと変わり者として思われるみたいですね。
僕の知る限りでは、中国系アメリカ人は日本人の靴を脱ぐ文化に理解がありました。
あと、蛇足ですけど、インド人も家の中で靴を履かないみたいですね。あの人達の場合、そもそも外でも靴を履いていなかったりするから日本人とはまた感覚が違いそうですけど・・・今度事情を調べてみよう。
心変わり
まったくね、麺はすすって当然でしょうに。だってここは日本なんですもの。
って思っていました。
しかし、何年もあの「すする音」を聞いていなくて、久しぶりに聞いてみたら・・・
うるせーな、おい!!
ってなりました(笑)。
特に、昼休みにおじさんたちがすごい勢いでラーメンとか冷やし中華をすすったりすると、「マジうるせーな!」ってなるわけですよ(笑)。
彼らが麺を喰らうときの音を文字で表しますと「じゅるじゅるじゅるるー!ずずずずー!!!ばっばkdfldkjふぁld!!」みたいな感じですよ。
いや、麺はすするもんだって書きましたけど、そう書きましたけど、僕の意見としては「そんなに激しくすすらんでも食えるやろ?」です。
すする音の大きさは、どうやら年齢と相関関係があるようですね。
なるほど、「ヌーハラ」。たしかにハラスメントだわ!
手のひら返しですみません。麺はほどほどにすすりましょう。そんなに激しくすすらなくても麺は逃げていきません。