茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

赤ちゃんの進撃を食い止めるには柵しかない

我が家の1歳児のベイビーくんは歩けるようになってから、日に日に活発になって、その行動範囲が順調に拡張していっております。子供が成長してくれるのはいいことなんですけど、赤ちゃんって手当たり次第にとりあえず口に入れていくので、常に側にいて変なものを口に入れていないか監視しておくか、部屋の中を赤ちゃんが口に入れても問題ないものだけにしておくかのどちらかですね。ああ、ベイビープルーフな部屋が欲しい…

子供ができる前までは「ベビーサークルにいれておけばいいんじゃね?」って思ってた

そう、子供を実際に持つまでは、赤ちゃんなんてベビーサークルに入れておけばいいんでしょって思っておりました。たぶん、多くの人がそう思んじゃないかなって気がします。普通は「サークルの中におもちゃだけ入れておけばいいんでしょ?」って短絡的に考えちゃう。でも、これがなかなかうまくいかんのです。まだ赤ちゃんが自分が柵の中に入れられていないと理解していないうちは問題ないのですが、ちょと知恵がついてくつと、「なんでこんなとことに入れるんじゃ!はよ出せぇ!!」っていう感じでギャンギャン泣き出します。そもそもベビーサークルの中に入ってくれないという問題が発生するのです(笑)。少なくともうちの子供たちは、商品写真のように穏やかにベビーサークルの中に入っているときの方が少なかったんじゃないかなぁ(笑)。一体なんのために柵があるのやら。

ベビーサークルの第二の人生

ベビーサークルは、赤ちゃんを中に入れるためのものですが、そのうち赤ちゃんは柵の中に黙って入ってくれなくなってしまいます。じゃあ、ベビーサークルはもう不要かというと、そんなこともないんです。これはたぶん、うち以外の家庭でも同じことをしていると思うんですけど、ベビーサークルの中に赤ちゃんに触られたくないものを入れる。そう、使い方が逆転するんですね。赤ちゃんを檻の中に入れておくか、モノの方を檻の中に入れておくか。こういうふうになるって、実際に子供を持つまでわからんかったです。育ててみると、そうならざるを得ないんだけど、なんか「ああ、なるほどなぁ」っていう不思議な納得感がありました。何に納得したのか謎ですが。

うちの1歳児もいよいよ柵の中に入らなくなってきた

だましだまし息子をベビーサークルの中に入れていたんですけど、どうやら部屋中歩きたいみたいで、最近はおとなしく柵に入ってくれないのでもう限界だなぁって思っていました。そうはいっても、そのままベイビーくんを解き放ってしまうと、台所の方に入ってきてしまって危険なのでなんとかせねば!赤ちゃんって不思議なもんで、絶対に触って欲しくないやつから触っていくんですよねぇ、ゴミ箱とか。台所とリビング(的な部屋)の間に仕切りを設けにゃあかんなぁ、これは。でも、ベビーゲートを買うのに今まで躊躇しておりました。すごくどうしようもなくケチな話なんですけど、もうこれ以上ベビーゲートは買いたくないなぁって思っておりました。

これまでに4-5個はベビーゲートを買っている

これまでに4つか5つくらいベビーゲートを買っているので、もうこれ以上は買いたくないなっていうのが本音。でも、なんでそんなにベビーゲートを買ったんだよって話ですよね。

まず、長男が生まれてから大西洋に面したどこぞの国に引っ越すことになりました。そのこお家は奇妙な構造で、やたらと階段が多かったので、赤ちゃんが階段から落っこちないようにベビーゲートをいくつか買わなきゃいかんかったわけです。

そこでの生活が落ち着いたところで、事務所の意味不明な移転により、1000kmくらい南下した州に引っ越すことになりました。僕が移り住んだ土地は、まだ開発真っただ中の新興地で、これがまたデカイ家しかないところでした。彼の国も、古い年代の家はわりかし小ぢんまりとしているのですが、ここ最近の家はどんどん巨大化しているようです。いま僕が住んでいるアパートの3倍は広かったです。アホみたいに広かったのに "フツー" と不動産の人はいってました。土地が日本の25倍もあると感覚が違うのね。うらやましい。

こんな無駄に広い家では、それまで使っていたベビーゲートがあまりにも短すぎて全く使い物になりませんでした。最終的に2-3mくらいのでーっかい柵を買いましたねぇ(笑)。あれはひょっとして動物用の柵だったのかしら?

そんなこんなで、長男が生まれてから4年でやたらたくさんベビーゲートを買ったわけです。で、日本に帰るときにさすがにもう要らないかなって思い、ちょうど赤ちゃんのいる人にあげてしまいました。今思えば小さいやつを1つだけ日本に送ればよかったと激しく後悔です…!

あきらめて新しいゲートを買いました

「新しいゲートなんてもう買いたくねぇなぁ」ってうだうた迷っていたんですけど、もうベイビーくんの進撃が止まらないので、潔く諦めて赤ちゃん本舗にゲートを買いに行ってきました。

今回と前回までとで違う点は、「5歳児と1歳児がいること」です。これまでは、自分と妻がゲートを開けられれば全く問題なかったのですが、今回は5歳児もゲートが開けられないといけません。ベビーゲートって、結構ロックがしっかりかかっていて、大人でも開けにくいやつがあるんですよね。これだと、うちの場合はアカンわけですよ。下手したら長男くんがロックアウトされてしまう。

なので、「ベイビーには開けられないけど、5歳児は開けられる」ゲートを探さないといけないわけです。こんな小児選択性の高いゲートなんてあるのかしら?(小児選択性っちゅう言葉は果たして存在するのか…)

赤ちゃん本舗の展示品を全て試したのですが、やっぱり5歳児には結構開けるのが難しいですね。中には僕でも開け方がよくわからないやつもあったし(笑)。そんな中でも、これ(↓)は子供でも割とスムーズにあけられました。というか、これ以外は5歳児には開けられなかった!

もうこれしかないよねって買うことに決めたんですけど、おや?スペックがなんか変だぞ?取り付け幅が90cmまで!?

た、たしか取り付ける場所の幅は92cmくらいあったなぁ… ああ、微妙に足りない…!!なんでこんな諦めきれない幅なんだろう。前から思っていたけど、このアパートはありとあらゆる場所の寸法がなんか変。この2cmの差って、本当に微妙です。一応、そのまま無理やり付けちゃってもなんとかなるくらいの差だとは思います。ただ、突っ張り強度が落ちてしまうので、ベイビーの突進に耐えられるか甚だ疑問なところです。こうなったら、やっぱりゲートを付けるところの幅を狭めるしかないですねぇ。

さぁ、DIYの時間です

DIYの基礎知識なんてろくすっぽ持ち合わせちゃいないので、「とりあえず板ぶち込んでおけばいいんだろ!」っていうすごく乱暴なのりでやっつけました。こちらが施工前のお写真↓

で、こんな感じで板付けておけばいいんじゃない?穴は退去時にパテで埋めればいいでしょう。至る所傷だらけだからひょっとしたら修復しなくても気づかれないかも。

こんな感じで両サイドに板をつければ、なんとか幅90cm以下になるでしょう。このやっつけ感、僕のいい加減な性格が滲み出ています。こんなやっつけ仕事では口がさけてもDIYブログは名乗れないね。(でもタグにDIYって書くくらいなら許してもらえるかな)

そして完成!!ガッシリついているので、ベイビーくんが体当たりをしてきても大丈夫でしょう。

そして、このゲートの設置を何故か長男が喜んでいる…

さて、このゲートをみてベイビーくんはどんな反応を示すでしょうか。