茹で蛙の盆踊り

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アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

ベイビーのバナナモグモグ寝

最近はうちの次男のバナナネタを頻発しているような気がしていますが、そんなのはお構いなしにまた書きたいと思います。ただ単に僕が個人的に面白かったっていうだけなんですけど、「これを誰かに共有しないといかん!」という謎の義務感がどこからともなくわいてきましたので、頼まれもしないのに勝手にアップします。このブログの長所(?)は全く意味のないことをひたすら投稿していくということですから、今日も無駄に投稿していきましょう。他人に強制される無意味なことは耐え難いけど、自ら進んで行う無駄はいいもんです。有名な "最悪な刑罰" に「ただ穴を掘って埋める」といのがありますね。受刑者に何の意味もない穴を掘らせて、掘ったらその穴を埋めさせるっていうやつ。毎日毎日意味のない作業を続けさせると人間は発狂するとかしないとか。このブログだって、誰かに強制されたら絶対に書けないです。だってなんのためにこんな意味のない文章を書かなきゃいけないんだ!ってなりますからね。でも、これが自発的だと話は変わってきますね。無駄だからいい(笑)。よく言われる「みんなの役にやつ情報を発信しましょう」なんてクソくらえでい!ではでは、今日の無駄投稿です:

今日も二刀流でバナナを貪るベイビーです。

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とうもろこしのように横からカブッと噛み付いたりします🌽

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自分の方に入る量なんてお構いなしです。入れたいだけ口に突っ込む!今日もワイルドな食べ方です。

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そして、食べるだけ食べたらスヤーっと寝てしまいます。安らかに天に召されていきましたとさ(笑)。なんなんだ、この安らかな寝顔は!

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食べながらかなり睡魔と闘っていたようですが、なんとかバナナを食べ切ってから眠りに就きました。これがおっさんだったら、ただのだらしない奴って言われますけど、赤ちゃんは何をやっても可愛いって言われるからいいなぁ!!

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しかも親が布団まで運んでくれるんですよ。どんなご身分よ!何があっても親がなんでもしてくれるし、嫌われることはないし、ああ、僕も赤ちゃんになりたいなぁ(笑)。この前なんか僕はこのベイビーのウンウンを手でつかみましたけど(トイレットペーパーで巻いてね)、これが他人のウンチだったら絶対に触らないですよ。そこまでしてもらえるってのは、ベイビーちゃんの特権ですね。

「赤ちゃんになりたい」っていったけど、そもそも自分がちゃんとした大人になれているかというと、これがまた結構微妙な感じがするなぁ。昔思い描いていた30代ってのは、もっときちんと責任感もあって大人な感じがしていました。その時のイメージと比べると、今の自分はまだ中二の時と変わっていないような気すらします。中二のころの僕が今の自分をみたらびっくりするかもしれませんね。「こいつ、全然成長していない・・・!」って。昔、小説家の石田衣良がテレビで中学生におんなじ様なことを話していて、何故かそれがものすごく印象的だったんで今でも覚えています。中学生に対して「君たちは30歳とか40歳の人たちをすごく大人だと思っているかもしれないけど、なってみると中学生のころとそんなに変わらないよ」みたいなことを言っていました。今自分は40目前ですけど、いやぁ、まさにその通りだなと思います。頭の回転に関してはたぶん中学高校の時の方が早かったでしょうから、単に劣化しているだけかもしれんですね。なんて残念なんだ(笑)。

よく、子供が生まれると変わるとは言いますけど、僕の場合は他人様ほど成長していないような気がしますね。ちょっと言い訳をさせてもらうと、そもそも男ってやつは子供が生まれてもそんなに劇的に変わらんのですよ。女性と違って、肉体的な変化は加齢を除いて一切ないわけですから、女性が出産に向けて母親になっていくのに対して、男性の場合は子供が生まれてから父親になっていくので、そもそものスタートが違うんです。はい、すみません、ただの言い訳でございます。昨今は科学技術の進歩が目覚ましいので、パートナーの妊娠に合わせて男性の方もホルモンとかが同期するようなシステムができたら、男も出産の大変さがわかるかもしれませんね。妻のつわりを男性も同時に体験してみたりとかね。誰が得するんだかわかりませんけど。

精神と肉体は連携しているので女性の方が出産を通して母親になりますが、男性は意識的に学んでいかないと父親にはなれないというわけですね。じゃぁ、もっと意識的に父親になれよといわれたら「はい、おっしゃる通りです」としか言い返せません。男の体の中にも父親になるプログラムが組み込まれていればいいんですけど、うーん、僕の経験ではそんなものは人間の体の中には組み込まれていないようですね。人間は、意図的に父親にならないとあかんようです。

こんなぐだぐだ書いていますけど、全然成長してないかというと、そういうわけでもなく、ちったぁ成長したかなと思うこともあります。子供が生まれる前は、めちゃくちゃ自暴自棄に生きていましたけど、子供が生まれてからは柄にもなく「子供たちに誇れないような生き方はしちゃいかん」という思いが芽生えてきたのは確かです。柄にもなくね!!これには自分自身びっくりです。浪人したり、大学に入ったり、辞めたり、また入ったりとものすごくクズな生き方をしていた人間がそういうふうに考えるようになるんですから、まぁ、少しは成長しているといってもいいでしょう。

神経症の人に多いと思いますけど、僕なんかはすごく自意識が強くて、それがせいで抑鬱に悩まされたりするわけですけど、「子供のために」と考えると多少意識が我の方に向かわなくなるので楽ですね。なるほど、子孫を残すというのは、我を弱めるという意味で人間の生存戦略になっているのかも。

ここまで書いて大槻ケンヂの「踊る赤ちゃん人間」っていう曲を思い出しました。現実社会でうまくやっていけない、大人になれない人間を皮肉ったような歌だったかなぁ。自分のことを歌られているようで複雑な気分になった曲だったなぁ。うちにはすでに赤ちゃんはおるので、ちゃんとまっとうな人間にならんとなぁ。