茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

集中したいならコインランドリー

地獄のような猛暑がずっと続いていましたら、昨日からやっと少し気温が下がってきました。最高気温がやっと30℃を下回った!何カ月ぶり?気分的にっは7月以降ずっと最高気温が35℃以降あったような感じだったんですけど。やっと人類が生存できる気温になってきたかな。そりゃもう9月も下旬だから涼しくなってもらわないとこまりますよ。

朝起きて雨が降っていたからと言うわけではないのですが、コインランドリーにいってきました。私にとってはコインランドリーにいくのが休日の楽しみ。毎週、土日になると早朝にコインランドリーに行って洗濯物を乾かします。家に乾燥機があるにもかかわらず、わざわざコインランドリーまで足を運んで乾燥しております。何故かって、そりゃあ、一人になれるからですよ。基本的に家には家族がいるので、外に行かないと一人になれませんし、日中私だけ外に出かけたら妻に申し訳ないので、出かけるならみんなが活動する前、早朝に限ります。若いころは夜更かしばっかりしていましたが、子供ができてからは、子供を寝かしつけるために夜の8時とか9時に寝るようになって、彼らが目覚める前に自分の時間を確保しようとして、やたらと朝が早くなりました。一時期は朝の3時前とかに起きていました。別に健康のためとかじゃなくて、単純に子供が起きる前しか自分のことができないので早起きせざるをえなくなってしまいました。たぶん、他の家庭も同じでしょうね。

うちの近くのコインランドリーは朝5時から営業しています。この時間はまだあまり人が活動していないですし、なにより晴れの日は客がいないので貸し切り状態!雨の日だと、6時台から客が増え始めてしまいます。なので、コインランドリーに行くなら晴れた日の早朝が一番です(と私は勝手に思っている)。服を洗ったり、乾かすかす限られた時間にモノを書いたり、本を読むとすごく集中できる。

茶店とかで勉強する人はよくいますけど、あれって集中できるんですかね?私はあんなにざわついてところでは全く集中できないんですけど。目の前に飲み物や食べ物があって、なおかつ周りに大勢人がいてくっちゃべってる状況では集中なんてできないなぁ。みんなどうやってあの状況で集中してるんだろうね。私だったら「勉強してる風」は醸し出せたとしても、実際には何もできない(笑)。

茶店よりコインランドリーの方が百倍集中できると思うんですけど、なんでみんなコインランドリーにいかないのかな。晴れた日の早朝のコインランドリーの素晴らしさをいつも妻に滔々と語っているんですけど、全く理解してもらえない(笑)。あんなに集中できる場所は他にないと思うんだけどなぁ。しかも、服もカラっと乾いて一石二鳥ですよ。

一人でコーヒーを飲みに行ったんでは家族にちょっと申し訳ない感じがでてしまいますけど、コインランドリーに行けば「みんなが起きる前に洗濯物は片づけておきましたよ」みたいな感じでエクスキューズをつけることができますからね。一人の時間が確保したいためにコインランドリーにいくのではなくて、あくまで洗濯物をやっつけるためにコインランドリーにいくんですよ!と。コインランドリーを介在させることによって、自分勝手な男から、家事をちゃんとやる夫にロンダリングできます。コインランドリーだけにね!これがやりたかっただけです。はい、お粗末様でした。

Launder 洗濯をする

launder /lˈɔːndɚ/ (v.) を洗濯する っていう意味ですけど、でも、英語で「洗濯をする」 "do the laundry" とか "do the washing" みたいな表現を使うような。launder って、マネーロンダリング (Money Laundering) くらいでしか使わないのかな。

When I woke up, the first thing I did was laundry. Afterward, I headed to the laundromat, my usual weekend routine for drying my clothes. While waiting for them to dry, I took out my notebook and jotted down my thoughts. It's my way of clearing my mind.

 

英語について愚痴る 裸のおじさんストローリング

英語解説とかではないです。英語に対する恨み節を吐き出していく内容です。英語系のブログは「英語ができる人視点」で書かれていると思いますが、これは英語ブログでもないですし、私はただの英語素人です。あくまで「英語できないやつ視点」で書かれたものですのであしからず。

空港に裸の男現る

ニュースのヘッドラインから出オチ感が半端ないなぁ(笑)。さっき見つけたFox news の記事です。

Naked man strolling through DFW Airport, taken into custody for mental health evaluation
(DFW空港を闊歩する全裸の男、精神鑑定のため身柄を拘束される)

www.foxnews.com

まぁ、このお父さんが服を着て歩こうが裸で歩こうが、地球の裏側にいる私どもにはあんまり関係ないんですが、私が気になったのは stroll っていう単語。「歩く」っていう意味なのはいいんだけど、じゃあ、walk とどう違うのさ?

調べてみると、walk の方が stroll よりちょっと早めらしい。逆にいうと、stroll はちょいとゆっくり目。つまり、このネイキッドおじさんはイチモツをぷらぷらさせながらゆっくりと歩いていたから、walk よりも stroll の方がぴったりなわけですね。

たしかに、動画をみるとこの裸のおじさんはゆっくりとそして超然と歩いています。なるほど、これが stroll 感か!

こういうところに英語と日本語の違いが出て面白いですなぁ。日本語の場合だと動作を修飾する方で表現を変えようとするけど、英語の場合は動詞自体が変わる。日本語の場合だと、ゆっくり歩こうが、素早く歩こうが、「歩く」という動詞は変わりませんからねぇ。

Stroll はフランス語由来で、walk は古英語からきてるみたいだから、微妙なニュアンスの差が生じたまみたい。へー、英語って面倒くさい言語だなぁ(笑)。

Stroller / walker 

ここで私のような捻くれもんは思うわけですよ、stroller とwalker の違いは何よって。

ベビーカーのことは英語で stroller っていいます。うん、これは別に問題ない。赤ちゃんを乗っけて歩くから、若干ゆっくりめなイメージがあるのかな。

問題は、walker の方ですよ。お年寄りが使う歩行補助器の方の walker ね。歩くためのものだから walker ってのはわかるけど、でも、どっちかっていうと stroller よりも walker の方が遅くない??まぁ、あんまりこういうことは細かくいってもしゃーないけど、ちょっと気になる。

 

Authorities said that they arrested the man and took him into custody for a mental health evaluation.

Police did not share if the unclothed man was charged.

(当局は男を逮捕し、精神鑑定のために身柄を拘束したと発表した。

警察は、服を着ていない男が起訴されたかどうかは明らかにしていない。)

これはなんか教科書で出てきそうな表現ですね。'take A into custody' 「Aを勾留する」って、ニュースではよく使われそうだけど、高校英語とかではあんまり使われないかな。

それにしても、最後の一文が気になる。結局この裸のおじさんは訴えられたのかどうなのか。正気だったのか、それとも本当に正気を失っていたのか。

 Breaking bad の主人公も同じようなことをしてましたからね。ひょっとしたらこのおじさんもリアルで何か大変なことに巻き込まれていて、狂人を演じているだけなのかも…

 

 

英語について愚痴る

英語についてぐちぐち愚痴とか語る内容です。私は別に英語の専門家でも英語が得意なわけでもないのであしからず。

大使拘束!

たまにFox news を見て暇つぶしをしておるんですが、何故かっていうと、Foxは右巻きヤッホいな感じで、まぁなんちゃうかアホっぽいから私みたいな人間には親和性が高いっていうか。CNN とかは真面目だし難しいし、何よりおバカ成分が足りんと思うのですよ。つまりですね、自分の英語力が足らんので理解できんのです。その点、Foxならまだおバカな感じがしてとっつきやすいような…

で、ニュースを見てたらこんな見出しが↓

Israel’s ambassador to UN detained after leaving General Assembly to protest Iranian president’s speech

https://www.foxnews.com/world/israels-ambassador-un-detained-leaving-general-assembly-protest-iranian-presidents-speech

おー、多分これはTOEICの勉強とかで見たことがある単語だ、detain!! 「勾留する」っていう単語ですな。私みたいな英語初心者は知ってる英単語に出会うと嬉しくなってしまう。

でも、単語知ってても文の意味がわからん。なんでイスラエルの大使が捕まっとるんじゃい(笑)?

It was not clear why he was being detained, though he was later released. Fox News Digital has reached out to the U.N. for comment. The ambassador told Fox News Digital he was detained with "unacceptable" brutality.

え?勾留された理由はあんまりよくわからんのかい(笑)?ますますよくわからないニュースだねぇ。

ここでもいい単語が出てきました。'brutality' は「蛮行」とか「残忍さ」みたいな感じで使われる単語ですな。「受け入れがたい 'brutality' でつかまった」って、一体何が行われたんだろう…

Before storming out of the General Assembly Hall, Gilad Erdan held up a picture of Mahsa Amini, an Iranian woman who was brutally murdered last year by the country’s so-called morality police for not properly wearing her hijab. Amini’s murder sparked waves of protest across the Islamic Republic, which were met with brutal repression.

あ、なんか抗議活動やったから捕まっちゃたのかしら。ここで面白そうな熟語発見 'storm out'. これってどういう意味?調べてみると「プリプリ怒って出ていく」みたいな感じの意味だそうな。なるほど、storm感は出てますな。

Storm out と似たようなものとしては walk out とか、exit in anger とか、leave abruptly っていう感じの表現ができるみたい。

Deride (v.) あざける / vile (a.) 卑劣な

Erdan, who left the General Assembly Hall with the Israeli delegation, said the U.N. had reached "a new moral low" by giving a platform to Raisi, who he derided as a "vile murderer."

なんか難しそうな単語が出てきますね。'deride' って何よ?あざけるっていう意味なんですか。そんな単語普段使わんし!絶対にミーティングでもメールでも使わない(笑)!多分使ったら色々と問題が生じそうだからこれは「知ってるだけでいい単語」ですね。ノンネイティブが手を出すと火傷するやつだ。

例文は、

My boss derided my ideas as childish during the meeting.”
(会議中、上司は私のアイデアを子どもっぽいと嘲笑しました。)

みたいな感じでどうですかね。なんかただのパワハラ上司だなぁ。こんな会社にはいたくないね。

Deride に続いて私が引っかかったのが 'vile' って単語です。結構ネガティブな単語で、「卑劣な」とか「悪質な」とか「不快な」っていう意味合いの言葉みたい。類語は disgusting かな?vile murderer で「卑劣な殺人者」っていういみですかね。うん、絶対自分では使う機会はないな(笑)。

He used a vile scheme to demote his colleague to a lower position. (きたねぇ手を使って同僚を引きずりおろした)

うーん、こんな会社にもいたくはないね。

 

無駄が欲しい

余白が少なすぎよ

いやー、今日も暑いです。もう9月も下旬に入ったというのに軽く30℃を超えるだなんて、一体何が起きているんでしょう。もうこの地球では生きていけない… 暑いにも程があるよ。

こんなに暑くても経済活動は続けていかなければいけないわけで、毎日毎日汗を流しながら電車に揺られ揺られ外の暑そうな景色を眺めます。周りの雑多な建物を見ては思います。「こんなにギチギチに建てなくてもいいのに」って。私は "超" が付くほどの田舎出身なので尚更そう思うのかもしれんですが、都会っていうのはホントに寸分無駄なく土地を有効利用しますね。

この前も超狭小区画に無理くり家が2軒も建ち始めてびっくりしました。「余白ゼロやん…」って思いましたね。そりゃ法律的にはちゃんとスペースを取っているんでしょうけど、いざ暮らすとなったら周りとくっつき過ぎて息苦しそうだなぁ。

土地が狭い上に人口が首都圏に集中してしまうから、どうしてもこういう自体は避けようがないわけですが、それにしても狭すぎる。人が人らしく生活するような余白が全く考慮されていない。

土地を有用に、そして効率よく活用しようとすると、今の日本のような醜い街が出現してしまうわけですけど、これがどうも耐え難い。もっと余白がないといけない。余白こそ必要な無駄だと思う。

都会っていうのは何でもかんでも人工物ばかり。つまり、必要なものしか存在しない。全てのものが何か目的があって存在している。となると、意味のないものは徹底的に駆逐されてしまって、"価値のある" そして "有用な" ものしか残らない。だから息苦しさを感じてしまうんでしょうね。

一方田舎はというと、価値があるのかないのかわからないものばかり周りに溢れている。雑草や木が、意味を持ってそこにあるってことはあんまりないですね。計画的に植えられた街路樹の場合は別ですけど。都会と比べると圧倒的に不要なものや無用なものが多いと思います。なんかわからんけど「そこにある」っていうとこが無条件で認められている。

無駄がない

人生においても同じことが言えるんじゃないですかね。いかに無用なものが大切か。私はずっと実存的な悩みに苦しめられてきたんですけど(軽く20年以上)、よくよく考えてみると自分の苦悩の根源は無用を認めないで人生に価値というものを求め過ぎた点にありました。小さい頃から「夢を持て」とか「将来の目標は?」とか「ちゃんと目的を持って行動しろ」とか「有意義な時間の使い方をしろ」とか耳にタコができるくらい言われ続けると、効率重視になり、結果が全てということになってしまう。いかにコスパ良くやるかということばかりに気が取られてしまう。最近ではタイパなんていう呆れた言葉まででてきましたが。

こういう考え方は、決して悪いわけではないと思います。ビジネスを行う上では絶対に必要な考え方だと思います。しかしながら、あまりに強調してしまうと人間から大切なものを剥ぎ取ってしまう。効率や結果だけに重点を置きすぎると、物事を味わうことができなくなり、最終的にはなんのためにやっているのか、何のために自分が生きているのかわからなくなってしまう。

コスパ重視の生き方で満足していられる人は、多分物事の表面のところでくっついて生きていける人だと思う。それがこの先の人生でも続けられるのであれば問題ないのかもしれないけど、ちょっとでもその井戸の底の方を覗いてしまうと多分絶望しかない。ごく少数の幸せな人は何も感じないで日常を過ごすことができるかもしれないけど、圧倒的多数の人は気付いていないふりをして日常をやり過ごし、残りの私みたいな病的な人間はただただ絶望に苛まれる(笑)。

映画を倍速で観る

効率的に生きようとするのは、現代の価値観とマッチしていて一見よさそうな感じもするんですが、突き進んでいくと何があるんでしょう?最近では見るべきコンテンツが増えすぎて「映画を倍速で観る」なんていう行為も横行していますけど、自分もあんまり他人のこと言えないかも。YouTubeの再生速度をあげることがあります。倍速で観るならまだしも、もっとひどいと「飛ばし見」だったりしますね。

こういう行為の根底にあるのは、「コスパ良くコンテンツを消費したい」であったり、「余分な時間はかけずに結果だけ知りたい」といった考え方だと思います。無駄な横道を省いて、とにかく結果だけを得たい、答えだけさっさと知りたいという考え方ですね。コスパ、タイパに突き詰めてしまうと、一切の無駄が許せなくなってしまう。

私はもう若い世代には含まれないんですけど、気持ちはすごくよくわかる。というか、今の若い世代に20年先駆けてこのコスパ病に罹っておりました。すぐに答えがでないものを良しとせず、なんでもかんでも単純に論理的に答えが欲しいと思ってしまう。合理的でないものや、必要からはみでたものを認めようとしない。

よく、中学生や高校生が「こんなもの勉強して将来なんの役に立つの?」なんて生意気なことをいいます。この程度で済んでいればいいのですが、これこそコスパ意識の萌芽的なものなので、突き詰めてしまうとえらいことになる。そもそも学校教育なんて、そのほとんどが将来的に実際に役に立つものはないし、この問いとどんどん進めていくと「そもそもお前は世の中の役に立つのか?に生きる価値なんてあるのか?」というエグイところまで行ってしまう。何が必要か不必要かなんて、我々には簡単にはわからないのに、平気でそういう考え方をしようとしてしまう。

神様的な、人間を超越した存在が信じられる時代はまだよかったのですが、今はそういう非科学的なものは基本的に否定されるので、我々に普遍的な価値を与えてくれるものがない。となると、いよいよ何に価値があるのかということがわからなくなる。現代でも一神教とかと信じられる人はかなり生きるのが楽でしょう。「これが神が与えてくれたミッションです」と簡単に答えが得られる。しかし、実際に今我々が直面している社会では「これが答え」というものが用意されなくなってしまった。より社会が複雑になって、わけのわからない状態になっているのに、簡単に答えを求めてしまう。

コスパばっかり求めても、その根底を担保してくれるものが現代ではなくなってしまったから、コスパ人間はそのうち何のために生きるのかわからなくなってしまう。コスパコスパいうなら、とっととこの世から退場するのが一番コスパいいですもんね。コスパを求める場合、結果に重点を置いてその過程を極力省こうとする。余白を認めない。でも、人生においてはその無駄なことこそが悦びをもたらしている。最終的な人生の結果は「死」なんだから、それと向き合うにはコスパ云々ではどうやっても太刀打ちができない。

私はこれで随分と苦しめられました。「どうせ死ぬのに病」です(笑)。コスパ人間の行きつく先はこれです。何をやるにも意識が死の瞬間にまで飛んでしまい、何を頑張ってもどうせ死んでしまうから意味がないと20年も苦しみまくっていました。いやー、それこそ本当に無駄なことに悩んでいたなぁ。今の若い子たちも、コスパの表面で踏みとどまっている分にはまだいいけど、そこから一歩二歩と踏み込んでしまうと人生の泥沼にはまってしまいます。

無駄なんてないかもしれないし、全部無駄かもしれない

自分の息子にはぜひこんな人間にはなってほしくないですね。物事を一面的にしか判断しないで「あれば無駄だ」、「これは意味がない」という感じで人生を切り捨てていくとどうしようもない沼にはまってしまう。

息子に伝えたいのは、無駄こそが重要なんじゃないかなっていうことです。考えてみるまでもなく、一日で経験することのほとんどがたいていそんなに意味のないこと、価値のないことです。「これをやって何の意味があるの」みたいなことばっかりです。でも、なんでそんなことが言い切れるのか?確かに、短絡的に考えれば意味のないことかもしれないけど、人生っていうのはそんなに単純化できない。今は無駄だと思っていたことが10年後に自分の人生を変えることもある。逆に、今はめちゃくちゃ有用なことも将来的にまったく有用ではなくなることもある。すべての事象は複雑に絡み合っているので、今この時点で答えを出したり、価値を見切るのは時期尚早過ぎる。

本当にいろいろな物事がわかるようになるのは、死ぬその瞬間かもしれないし、死んでもわからないかもしれない。

余白や無駄なもの、曖昧なもの、すぐには理解できないもの、こういうものをとりあえず飲み込んでみる姿勢が人生を生きていく上では大切かな。私はそういう考えができずに抑鬱人間になってしまったので。よくわらないものはとりあえず棚上げするってのもいいですね。今は解決できないけど、10年後20年後には解決できるってこともあるし。

住宅地の余白から随分とそれてしまいましたが、なんにしても余分なものってのは大切だと思います。道路だって、タイヤが通らないところがあるから使えるのであって、タイヤの幅しかない道路があったら死ぬほど使いにくいっていうか、使えない。今の社会はこの必要な余白をどんどん削り取っていく方向に進んでいるからみんな生きにくいんじゃないかなぁ。無駄バンザイ。無目的、無目標でいいんじゃないですかね。すべてを合理的、効率的にすると人間は生きられない。

きっと、私がいつも参加する会議も無用の用みたいな何かがあるハズ… いや、ないな。。

モーニングブラッディブレッド

子供に食事をさせるのは本当に難しいもんです。大人にとってはどうということはないけれども、食事も実際はかなり複雑な行動なんでしょうね。子供がミートスパゲッティなんて食べると口周りが真っ赤になっちゃう。大人からすると、何故そこまで汚れるのかと疑問です。

うちの次男くんにジャムを塗ったトーストを食べさせると大惨事です。朝っぱらからこんな感じです↓

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なんかもう、口周りが血まみれ状態… ブルーベリージャムのトーストを食べてるだけなのに。

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何故こうなる…??ライオンが獲物食ってる時でもこんなに汚くならないでしょうに… こんな感じなので、食事の度に大量のウェットティッシュが消費されていきます。口の周りを汚さないで食べるのって、実はすごく高度な技術が必要なんですね(笑)。

 

 

AI を使って作業時間が2倍!!

AI が人間の仕事を奪うだなんだと騒がれて久しいですね。もはや「人間にしかできないこと」や「人間にしかできない創造性」なんてものはただの幻想だったんだと証明されてしましたしね。AI が思考することもなく、なんかごちゃごちゃっと出してきたものが人間がうんうん何時間も考えこんだものよりも遥かに優れているなんて、信じたくもない現実が目の前に突きつけられているわけです。

まさか自分が現役のうちに100年前の労働者達が直面した危機に自分もぶち当たるとは思っていませんでした。そのうち確実に人員整理させられる側に入るなぁ。困った困った。

AI が怖い怖いなんて言いながらも、個人的にはChatGPTにどっぷりお世話になっていて、もう惚れ込みまくってます。通勤電車の中でもこいつと一緒に遊んでますし、暇があれば色々入力して質問ばかりしています。

巷では、AI を使うと業務が効率化されるなんて言いますけど、私の場合は使い方がおかしいのか、AIを使いまくることによって、業務時間が倍以上になってます(笑)。

自分で作った英語の文章をGPTに添削させるのが面白くて、ひたすら添削させまくってるんですけど、これをやると業務的には時間が倍増してしまう(もちろん、当たり障りのない内容しか入れてないですよ)。

例えば、10分かかって作った英文をGPTに添削してもらうと、「あーなるほど、こういう表現の方がよかったのかぁ!!」と感動する時間お勉強する時間が入ってしまうので、10分15分と余分に時間がかかってしまう。なので、結果的に今までよりも時間がかかってしまう。

学習という点ではこれ以上なく良いんですけど、業務効率という面では今まで通りやった方が良かったなぁ(笑)。

いやー、でもこれはやめられませんな。自分の知らなかった表現や、使えそうで使えない表現を教えてくれるので面白くて仕方がないです。こんなに楽しいおもちゃはないですな。もっと早くにやっておけば良かったなぁ。

 

 

 

 

 

AI なんかに頼ったらバカになるぞ!

「AI なんて使ったら人間バカになるぞ!そんなもんに頼るんじゃねぇ!!」って年上の方から言われましたが、まぁ、おっしゃる通りですとしかいいようがないですね。便利なもんな頼ったら、人間は退化してくもんです。そりゃ当然だ。しかしね、「バカになる」んじゃなくて、もう僕らはバカになってるんですよ。バカの階段をどんどん降りていく(登っている?どっちだ?)途中に過ぎないんですよねぇ。

パソコンが普及する前、みんな漢字は書けていたはずですが、今や「読めるけど書けない」なんて当たり前です。僕なんかはメモを取る時に指が上手いこと動かない(笑)。

カーナビが出てから道路なんて全く覚え無くなりましたね。昔は「国道何号のどこどこを…」なんてふうに話してましたけど、今ではググれば一発で場所がわかるもんだから、自分がどこを走ってるかなんてそんなに気にしなくてもいい。運転を生業としているタクシーの運転手でさえ、最近は道を全く知らない。「◯◯まで行ってください」っていうと「どこですか?」ってほぼ100%聞き返される。昔はタクシーの運転手に住所を教えるってことはあんまりなかったと思う。今はナビを使うから道が覚えられないね。というか、覚える必要がない。

電話番号も全く覚えなくなりましたね。自分の携帯の番号くらいしか知らない。チャットアプリがあるから、そもそも、電話かけないですよね。

何かわからないことがあるとすぐにネットで検索するから自分で考えることなんてまずしない。だから、「バカになる」んじゃなくて、僕らはもう十分バカになってると思うんですよ。それで、これからは異次元のバカの世界に突入していくだけなんだとら思います。

流れは止められないね

ChatGPT に対して否定的な意見も結構あります。僕もこいつはかなり危険なものだなと思います。でも、こんなものが出てしまった以上、もうこの流れは誰にも止められないですね。良いとか悪いとか、規制するしないとかそういうのはどうでもよくて、もう近々全員AIを使うことになる将来しか存在していないということを受け止めないといかんですな。「あんなの使うとバカになる」というのはごもっともだけど、そういう人もいずれ使うようになる。そしてみんなバカになっていく。これはもうしょうがない。人間はもうパンドラの箱を開けてしまった。最後にはバカしか残ってない(笑)。

スマホだって、昔は使うのを敬遠していた人が多かったけど、今ではスマホを使わない人を探す方が難しい。なんだかんだ文句を言っても、AIを使わないと生活が成り立たない時代になってしまうんだろうなぁ。

江戸時代だったら「便利になるからダメだ」っていう不思議な理由が罷り通っていたけど、産業革命後はそんなことは通用しない。水が低きに流れるように、僕らは便利な方へ堕落するしかない。「肉体が衰えるからダメだ」なんて言って、電車も車も乗らない人なんていないわけで。車に乗れば誰でも簡単にボルトよりも速く走れちゃうんだから、誰も毎日ハードに練習して車より遅く走って喜ぶなんてことはしない。そういうのは現代では競技という場所に限られている。

もう僕らは全世界総白痴の時代に舵を切ってしまったのだ。バカになるしかない!

色々言いながらChatGPTが面白過ぎてやめられない

グダグダいいながら、ChatGPTが面白くてやめられないです。自分で作った英文を添削させて色々と質問するのがめちゃくちゃ面白い。僕が欲しかったのはこういうやつなんですよ。

今までだと、英作文をやっても添削してもらえないから、自分の英語が合っているのか間違っているのかわからなかった。フィードバックがないのって、結構ヤバいですね。自分がよく使ってる英語表現でも不自然なものがそこそこある。誰も指摘してくれないから、間違ったまま使い続けてしまう。

日本語の達者な外国人を観察すると、これがよくわかると思います。その人の使いやすい日本語をちょっと不自然な感じで多用してることが結構あります。周りからフィードバックが得られないから間違った表現が身についてしまうんですよね。

その点、GPTさんは、僕が長い時間かけて作り出した英文を瞬時に添削してくれます。そして、類似の文章も提示してくれるのでめちゃくちゃ勉強になる。知ってるけど使いこなせない動詞をGPTが教えてくれるから助かる。

いや、もうね「そうそう、これこれ!!」って感じで毎日目から鱗が落ちまくりです。昔は、人間に添削を依頼する場合は、数日から1週間くらい待って、自分の書いた英文を忘れたタイミングくらいでフィードバックが得られました。しかも、なかなか高いお値段で。それが、無料で瞬時でさらにそこそこ正確にフィードバックがもらえるんだから、これを使わない手はない。少なくとも、ノンネイティブのいい加減な解説よりはGPTの方が圧倒的にいい。

GPTを使って感動して、そして思うのです。いやー、AIでこれだけできるんだから、こりゃ英語を学ぶ必要はないな(笑)。