茹で蛙の盆踊り

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アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

放送大学に入ってみようかしら

ここ最近ずっと悩んでいます。放送大学に入ろうかどうしようかと。何でこんなことを考え始めたかというと、とあるはてなブロガーさんの記事を見たことがきっかけです。単純な頭なもんで、すぐに人に影響されてしまいやす。今まで放送大学というのはなんとなく知っていましたが、一体どう言うものか全く知らなかったですし、知ろうとも思わなかったですね。でも、その方のブログをよんでハッとさせられました。そういう学びの道があったのかと。人間死ぬまで学び続けにゃいかんのですが、放送大学はその一助となるかもしれんですな。

自分よりも年上の人が真剣に学んでいるのに、自分ときたらなに安穏と暮らしているんだい!死ぬ気で学ばなきゃあっという間に死んでしまうぜよ!

若い頃はあまりに怠惰でした

僕は10代の頃からニヒリズム沼にどっぷり嵌まってしまって、それから20年くらいはホントに無駄に生きてしまいました。大学を入ったり、やめたり、また入り直したりと、まぁ、フラフラしておりました。留年の危機に陥りながらも、なんとか首の皮一枚のところで大学院まで出たわけですが、ずっと不勉強だったことがトラウマになっておりました。どのくらいトラウマかっていうと、大学を卒業してからもずっと期末試験で落とされる悪夢ばかり見ていたくらいです(笑)。最近はだいぶこの手の悪夢は見なくなりましたけど、それでもまだたまに夢の中で留年しそうになってうなされます。どんだけ不勉強だったんだって話ですよね。いやぁ、もう本当に大学時代は常に恐怖に晒されておりました。でも、勉強しないというクズっぷり!

どうせ死んでしまうのにどうすりゃあいいんだよぉと青年時代の僕は鬱々としながらガチで鬱になって途方に暮れておったわけですが、それを打開しようと学ぶことすらしておりませんでした。しかし、身体はちゃんとわかっているんですね。散々悪夢で警告してくるってのはちゃんと学ばなきゃあかんってことですね。きっと今から挽回しても遅くはないでしょう。昔の僕が怠ってきた分を今取り返さなきゃいかん気がします。ちゃんと死ぬためにはちゃんと学ばないとね。

好きなことを学んだ方がいい

自分の好きなことを学ばなかったと言うことがトラウマの一因になっていると思います。僕は歴史とかよ人文系の学問が好きなのに、何を血迷ったのか全く関係のない薬学部に入ってしまいました。そこでちゃんと勉強して何かモノにすればよかったのに、一切学ばないで、ただ漫然と呆然と学生生活を過ごしてしまいました。あの時代、東海地方で僕よりひどい学生は多分いなかったと思う。

10代の自分に言いたい。苦手でもいいから、文学部とかに入って歴史とか哲学とか勉強しとけと。お前がちゃんと思考できるのはそういった内容だけだと。10年以上化学と付き合っても、一切興味もわかないし、楽しくないし、全く向いていない!自分でもびっくりだけど、興味が持てないものにはとことん興味が持てないんだなぁ(笑)。自分は理系分野に全く関心が芽生えない質の人間だと30くらいで確信しました。これまでの人生は壮大な無駄だったねぇ。残念!

申し込みました

上記のような文章を数日前に書いて、そのまましばらく放置しておりました。いつもの悪いくせで、途中まで書いてそのまま文章を死蔵させてしまう(笑)。結論からいうと、放送大学に出願しました!といっても、何年もみっちり履修するコースではなく、取り合ず1年だけの「選科履修生」ってやつに応募しただけです。お試しコース的な感じでしょうかね。

一応、ネットで出願できるようなので、試しにやってみました。住所も証明写真のアップロードもうまくいって、これで出願するだけだと思いきや、なんとその場でコースも選ばにゃいかんとな!?これは想定していなかったです。出願だけすればいいと思い込んでいて、まさかその場で科目選択もしなきゃいかんとは思わんかったです。色々調べている間に時間切れ!残念。やる気を失って、その日は出願を断念しました。

日を改めて2回目の挑戦!今度はちゃんと科目を調べてから入力を始めたのに、何故か途中でデータがクラッシュして今までの入力がなかったことになってしまった… なんてこったい。どうやら放送大学に嫌われているようです(笑)。気を取り直して3度目の正直!今度こそなんとか出願できました。紙に書いた方が早かったかもしれんですな(笑)。

選んだ科目は以下の通り:

- ビートルズ de 英文法
- 英語で「道」を語る
- グローバル時代の英語
- 哲学・思想を今考える
- 西洋哲学の根源
- 現代フランス哲学に学ぶ

英語は、なんていうかもう自分に課せられた仕事みたいなもんだから好きとか嫌いを超えたものとしてやってるけど、やっぱりやりたいのは哲学と歴史です。いっぺんに両方は無理だと思い、今回は哲学だけにしました。若い頃に仏教と哲学を真剣に学んでおけばよかったと激しく後悔していますので。とはいえ、学び始めるのに遅すぎるということはないでしょう。我々は死ぬその瞬間まで学び続けんといかんのですから。死ぬために学ぶと言ってもよござんしょう。

昔は哲学よりも歴史の方が好きだったけど、歳をとって嗜好が変わったのか、最近は哲学の方が興味ありです。人間がどう考えてきたかってことが、世の中を大きく動かしてきたと思うと、まぁこれも歴史ですよね。

えーと、申し込んだはいいものの、これからどうなるんですかねぇ。自分の悪い癖で、説明書の類は一切読まないで事を進めてしまうので、これからどうすればいいのかわからんですな。お金の支払いとかもあるだろうから、出願要項とかちゃんと読まなきゃ… さてさて、受講前から先が思いやられます。あっ!うちにはテレビがそもそもないけど、ネットだけで完結できるんだろうか…