茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

2週間でうつを治すには

最近息子ネタを書いていて気付いたこと

5月にブログを書き始めてから、100投稿以上行ってきました。最近は、長男 (5) のカブトムシブームの影響で、甲虫ネタの投稿が多くなっておりました。ふと今までの投稿を振り返ってみて気づいたことがあります。自分以外のネタを書いているときは、心が重たくならないなと!

特に、子供ネタのときは100%くだらないことしか書いていないですね。あ、いや、まぁ、他のネタの場合もくだらないことしか書いとらんのですけど、より一層くだらないことしか書かないという意味で… 

やっぱり、精神を楽にする方法は、自分の意識を自分以外にずらすことだなぁと改めて実感したしだいでございます。

自分に焦点を当てすぎる

メンタル弱めの人とか、神経症の人とか、繊細さんとかって言われる人は、どうしても注意が自分の内側に向いちゃっていると思います。僕なんかはまさしくそれで、常に注意が内に内にと向いてしまっておりますね。この状況を何にかいい感じに説明できないかなぁっと以下のようなことを考えました。(そして、これを妻にドヤ顔で説明しました…)

例えば、心を丸い容器みたいなものだと想定すると、メンタルの弱めな人っていうのは心の向きが自分に向いてしまっているため、心が陰圧状態になってしまう。一方、神経の図太い人っていうのは、常に心が外に向いているので、心が陽圧状態に保たれている。なので、なにか精神的なトラブルにあったも、神経の図太い人は心が凹むことはない (もしくは凹みにくい)。繊細さんの場合は、心が陰圧状態になっているので、外部から何か力が加わってしまうと、簡単にべコベコっと凹んでしまう。図にするとこんな感じです↓ (前にもどこかで描いた気がする)

おー、この「心の陰圧」「心の陽圧」って言葉、めっちゃわかりやすい例えでいいやん!って自画自賛しておったんですけれども、これを妻に話した時の反応は・・・

は?(何言ってんだ、こいつ)

というものすごく冷めたものでございました。どうやら一般受けしない例え方だったみたい。個人的には、自分の症状をものすごく的確に表していていいなと思ったんですけどね。

僕の例え方が分かりやすいか分かりにくいかはさておき、まぁ、自分の意識が外へ外へと向いているか、それが自我に向いちゃっているかで精神的な苦しさがだいぶかわってくるよねっていう話です。普段からの心のありかたが問題ですよね。

もしよかったら「心の陽圧/陰圧」っていう言葉、だれか使ってみてください(笑)。

2週間で鬱を治すには

この前、たまたま、偶然、何の気なしに Dale Carnegie の「道は開ける (How to Stop Worrying and Start Living)」っていう本を買って読んでみたんですけど、まさに上記で僕が書いたことと同じようなことが説かれていました。その章のタイトルがずばり「2週間で鬱を治すには」でした。ちょこっと引用してみましょう。

次に挙げるのは、偉大な精神分析医アルフレッド・アドラーの筆になる驚くべき報告である。彼はうつ病の患者に対して、決まって同じことを言った。「この処方とおりにしたら、二週間できっと全快しますよーーーそれは、どうしたら他人を喜ばすことができるか、毎日考えてみることです」 (P. 231-232)

この本で強調されていることは、自分の意識を外に向けるということですね。うつ病患者は思考がかなり閉じたものになってしまい、ますます症状が悪化していきます。これは完全に僕のことですけど(笑)。特に、疲れているときとか、ネガティブになっているときって、だいたい心が内向きになってしまって、より悪い方向に考えが走ってしまいます。この悪手な考え方を治すには、意識を外側 (他人) に向けるのがベターかな。まぁ、欧米人の言うことなので、たぶんにキリスト教道徳的な臭いがプンプンしないこともないですけど、いってることは間違っちゃいないなと思います。

他人のためにしか生きられない

やっぱり「誰かのために」って常に考えるのが一番精神衛生的にいいんでしょうね。というか、たぶん、人間は誰かのためにしか生きられないようにできているんじゃないかな。自分のことばっかり考えていると倦みますからね(笑)。いつも「俺」「俺」で生きてしまうと、我が強固になってしまい苦しみが強くなってしまいますな。いかに我を発生させないようにするか、これってとっても重要ですね。「他人のために」以外の方向性としては、何か自分が没頭できるものをみつけることかな。何かにハマっているときって「無我夢中」っていいますもんね。無我のときは苦しみから逃れることができる(はず)。知っているはずなのに、これを実行するのはなかなか難しい。僕たちはなんとなくいつも自分が存在していると思っているけど、全然そうじゃないこともちゃんと経験している。なのに、なんでそれがわからないのかなぁ、不思議なもんです。早く悟りたいもんですよ(笑)。

おわり

放っておくとどうしても自分の内面にばかり焦点が当たってしまう性質なので、意識的に注意を外へ外へと向けていかないといけませんな。まだまだ修行が足らんです。いけね、そういった瞬間にまた自分の内側に注意が向いてしまったわ。これは心の癖だから、一瞬一瞬気を付けて直していかないとねぇ。

まずは、自分以外のことに焦点を当ててブログネタを書いていこうかな。(たぶん投稿ボタンを押すころには忘れていると思うけど…)

5歳児のカブトムシ愛

またまたカブトムシネタの投稿です。びーとるランドに行ってからというもの、長男 (5) のカブトムシ熱が加熱しっぱなしです。あんなにずっと「カブトムシカブトムシ」と新種の病のように唱えていても一向に飽きる気配がないですね。子供のこういうところは羨ましいなぁ。大人になるとここまで熱中できるものってなかなかないですからね。

謎のカブトムシ自慢

僕が家に帰ると、その瞬間からカブトムシの話が始まります。最近はイマジナリーカブトムシ vs イマジナリークワガタの戦いをさせられます。なんのこっちゃって感じですよね、僕もいまいちルールはわかっていないです(笑)。とりあえず、息子はムシキングという名前のカブトムシを持っていて (想像上の)、僕はクワガタを持っているという設定らしいです。そして、そのカブトムシとクワガタを空想上で戦わせるんです。

うおー!ガシンガシン!(僕の虫と戦っているつもり)
パパ!今のどっちが勝った??

そりゃ、パパのクワガタだよ。

違う!ケンちゃんが勝ったの!!

(…え?じゃあわざわざ訊かなくてもええやん…)

もう一回!僕は世界一強いカブトだぞー!えい!

パパのはそれよりもっと強いぞ!!パパの勝ちだな!

ち・が・う!!ケンちゃんのが世界一だから、ケンちゃんの勝ちだもん!!

どうやら何をやっても勝たせてもらえない仕組みになっているようです(笑)。暴君だな。息子はカブトムシが好きすぎて、カブトムシはどんな昆虫と戦っても勝てると思い込んでいるようです。なので、負けなど存在しないのです(笑)。

虫ゼリー交換しすぎ問題

カブトムシを買った時に、息子はちゃんとお世話をすると言っていましたけど、「どうせ子供の言うことだからあてならんだろう」とたかをくくっておりました。どうせすぐに飽きて僕が面倒を見ることになるんでしょってね。ところが、驚いたことに、ちゃんと毎日毎日お世話をしてくれるじゃらないですか。これにはびっくりしました。生き物を大切にすることはいいことだと思っていたんですけど、どうもちょっと飼い方がおかしい

昨日うちの妻が「虫ゼリーってどこに売ってるの?もうなくなっちゃった」と言うのです。割とデカめの袋に数十個はゼリーが入っていたはずなのに、2週間そこそこでなくなるですって??最初は、すげー大食漢なカブトムシなのかって疑ってしまいました。

しかし、話を聞くとどうやらそう言うわけではなく、息子が毎回毎回虫ゼリーを交換しているらしいんです。小さい頃からちょっと潔癖なところがあるなと思っていましたが、虫ゼリーの表面に土がついたりするのが嫌らしく、中身がたっぷりあってもすぐに捨てて新しいのに取り替えちゃうらしい。なんつー勿体ないことをするんだ!!お前の捨てた虫ゼリーでどれだけの野良カブトムシが救えたと思っているんだ!まったく、そんなブルジョアな虫ゼリーの使い方をしとったらそりゃすぐになくなるわい。

結局妻が新しい虫ゼリーを買いに行く羽目になったらしいですけど。息子よ、今度はちゃんと節約して使ってちょ。

虫部屋のリフォーム

一応、カブトムシを大切にしようという思いはかなり強いみたいです。今までの部屋にカブトムシが飽きただろうということで、部屋のリフォームをしたみたいです。なんか、前よりも単純に狭くなったような気がするけど気のせいかな(笑)。

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カブトムシの工作

こういうことを言うと、親バカですけど、まぁ、親バカで結構!うちの息子は絵とか工作がかなり得意です。3歳くらいで車の展開図を描いてそれを切って立体的な車を作っていました(組み立ては僕の仕事でした)。小さいのに大したもんだなぁといつも感心しとるわけです(すみません、親バカです)。車が好きだった時は車ばかり描いて、スパイダーマンが好きだった頃はスパイダーマンばっかり、電車ブームのときはひたすら電車… そして今は空前のカブトムシブームです。折り紙も絵もぜーんぶカブトムシだらけ。よく飽きずに一日中カブトムシのことを考えられるよなぁ。さてさて、バカ親による子供の作品紹介でもしましょう。

作品1: 立体的なカブトムシのつがい

ちょっと写真だとわかりづらいんですけど、このカブトムシは三層構造になっています。外側の羽と、内側の羽(黄色)と、脚の部分。何も教えていないのによく自分で考えて立体的に作ったもんだと感心感心。僕が同じくらいの年齢のときはこんな立体的にものを作ることはできなかったなぁ(すみません、ただの親バカです)。

作品2: カブトムシの一生

カブトムシの一生を描いたそうです。1コマ目と2コマ目にはコメントまで書いてあります。

1. メスとオスがけっこん
2. たまごをうんだメスが逃げてしまう

ははは(笑)!2コマ目でメスが逃げるですって。でもまぁ、卵はちゃんと孵化して大人カブトになってるみたいです。子供の発想って面白いなぁ。

作品3: カブトムシタブレット

画面いっぱいにカブトムシとクワガタムシタブレット。甲虫愛が止まりませんな。僕は、普通のタブレットでいいや(笑)。

 

週末はまたエンドレス甲虫ごっこをするんだろうなぁ。

40を前にして初バリウム体験、そしてトイレ糞詰まり

バリウム、ウンチ、流れない… 何これ…

今回の投稿を簡潔に2行でまとめると、

・人生初のバリウム

・トイレにウンチ詰まって流れない 以上!!

まぁ、クソ味噌で味噌クソな話なので、汚い話が苦手な方は読まない方がいいかも… 多分僕以外にもバリウムで悲劇を味わった人はこれまでに星の数ほどいたことでしょう。今回は僕も歴戦の勇士たちの仲間入りを果たしましたとさ。こんなクソどうでもいいクソ話をクソ長く書いてしまったので、クソ時間のある方はトイレのお供に読んでくださいませ。

 

ちょっと前に帰国時検診を受けたばっかりなのですが、また健康診断を受ける羽目になりました。「帰国時検診」っていっても、僕がサボっていたので帰国から3か月も経って受けにいったのでした。先延ばしの常連でございますのでしゃーない。

で、うちの仕事場では毎年夏に定期健康診断をやるらしくて、強制的に健康診断を受けることになったのです。この前、健康を確認したばっかりなのに、またやらなあかんとは・・・ 何が嫌かって、採血ですよ!!血を抜かれるのが本当に苦手で大人になってもなれないっていうか、年取ってからの方が苦手になったような気がします。

今日も針を打たれる前に看護師さんが「いままで採血で倒れたこととかありますかー?」って訊くんですけど、ここでたとえ "YES" と答えても結果は同じでしょ!もし「いやー、血を抜かれるのダメなんですぅ」って答えて採血を見逃してくれるなら何とでも言いますとも。しかし、現実は違うんです。「ちょっと貧血気味で」とか「血が嫌いなもんで・・・」って言ったところで、だいたい「あー、そうですかー。大変ですね。気を付けてください」くらいの何の気休めにもならん言葉しかかけてもらえないんですよ(笑)。何を言うたとて無駄であることは分かっておりますので、無駄な抵抗はしないでさっさとぶっすり刺されてしまった方が賢明ですな。いやぁ、今日も注射針が痛かった!

初のバリウム体験

若いときにはやらなくてもよかった検査項目が、歳をとると必須になってくるようですね。その代表格がバリウム検査でしょうかね。僕にとっては今回が初のバリウムでございました。今までまったくバリウムなんて飲んだことはなかったので、いったいどんなものなのか想像ができなかったです。僕の事前情報は・・・

・白くて飲みにくい

・バナナ味で昔よりはうまくなった

・腹がパンパンになる

・ウンチが白くなる

といったことくらいなもんです。一体バリウムで何をやらされるんでしょうね。

身長、体重を計ったり、問診をしたり、心電図を取ったりと、一般的な検査が終了してから、若い子たちはそのまま解放されましたけど、僕ら中年以降の人間は別室にドナドナです。別室というか、会社の外に特別車両が来ていて、その中で検査をやりました。

これが、えっらい待たされました。バリウムってやつはただ飲んで終わりだとこのときまで思っていいたので、なんでこんなにも待たされるのか理解できておりませんでした。携帯もなにもなかったので、面壁九年よろしくただひたすらじーーーと壁をみて待っていました(笑)。

いざ検査車両の中へ

長いこと待って、やっと自分の出番です。特別車両 (バス) の中に呼び出され、そこで服を脱げと言われます。えっ?半裸みたいな感じになるの?これは知らなかった。ワイシャツとズボンを脱いで、下着と靴下だけのちょっと恥ずかしい感じになって、紙の検査服をかぶりました。おー、なんか病人みたいな感じですな。個人的にちょっと恥ずかしい恰好だなぁと思っていたんですけど、僕の他にももう一人同じ車両にいて、この辺はプライバシーよりも効率重視なんだなぁって思いました。公衆浴場以外で服を脱ぐのってなんだかちょっと気恥ずかしい(笑)。しかも、靴下を履いているっていうのが、間抜けさを助長している気がします。

看護師さんが怖いよ

さぁ、下着に靴下、紙の検査服というちょっぴり恥ずかしい格好で準備オッケーです。まずは看護婦さんから発泡剤と水を渡されました。胃を膨らませなきゃあかんのですね。あぁ、なんか飲む前から嫌だわん。

看護師さんに「一気に飲んでください」みたいなことを言われたようなんですけど、車内のエアコンとエンジンの音が結構うるさくてなんて言われたよくわかりませんでした。

それで渡された発泡剤を口の中に入れたままにしていたら、

味わってねぇで早く飲めや!!

おー、怖い怖い!(実際にはもう少しマイルドに言われていますよ。これは僕の認知フィルター翻訳と思って下さい)

さっさと飲まんとぶっ殺されてまうわ!急いで発泡剤を飲み込み、次にバリウムを渡されました。ほほー、これがバリウムですか。初めて見ました。ホットケーキの生地みたいね。

バリウムを渡された時に看護師さんに「マスクを下げたまま、そちらの部屋に入って」って言われたようだったんですけど、やっぱり声がよく聞こえなくて、マスクを上げてしまったら速攻ブチギレられましたよ。

マスク下げたままって言ってんだろうが、ボケぇ!

(実際には…略) いやー、この看護師さん怖ぇよぉ…(泣)。なんでバリウムごときでこんな恐怖を覚えにゃあかんのじゃ。いい歳してビビりまくりですよ。

バリウム飲んでみた

そんなこんなでもうおっかなびっくりで検査の機械のところに行きました。CTの機械を縦半分にぶった切ったような感じですね。半円筒の機械に入って、今度は別の女性の声がどこからか聞こえてきます。(↓こんな感じの機械)

別室から女性の声が聞こえてきて、こちらはその指示に従うのみです。僕には拒否権はないので、ただただ言われたことに従うしかないのです。なんかちょっと人体実験を受けているような感じです。装置に入って、さっそく指示が出されます。
女性「はい、バリウム飲んでくださーい」

僕「ん?」(やっぱり音がちょっと聞こえにくい)

女性「早く飲んでください!!

僕「は、はぁ… (この人も怖すぎでしょ!ってかここの人たち短気過ぎよ…)」

何故だかさっきからキレられてばかりです。別にそなにひどい失態は犯していないはずなんですけれども。

これが人生初バリウム。飲みにくいっていう話はよく聞くんですけど、僕にとっては特段飲みにくくはなかったです。ただ、飲んでいるときから胃の中撮られまくるんですね。知らんかった。飲んでからすぐに右や左に動かされて、まるで操り人形のように動かされ放題です。装置が傾いて、横になった状態でこう言われました。

「右にまわってください」

これね、バリウム検査に慣れている人ならいいですけど、僕みたいな初体験者にとっちゃなんのことやらさっぱり意味不明ですよ。寝っ転がった状態で右に回るってどういうこと???ってぽかーんとしていました。だって意味わかんないんだもん(笑)。すると・・・

早く右に回ってください。右です右。わかりませんか?右です。

み、右はお箸を持つ方です… もういやぁ・・・めっちゃキレとるやん・・・右に回るってどういうこと???って思いながら、装置の上をフィギュアスケートの選手みたいにくるくると回転しました。これで違っていたら、またブチギレられるんだろうなぁと戦々恐々としながら回りました。・・・何もいわれない。どうやら正しい回転だったようです(笑)。

この後も、もっと回れとか、左に回れとか、逆立ちみたいになったりとか、全方位に体を動かされまくりました。なんなのこれ?バリウム検査ってこんなにハードなものなの?全く知らなかったですよ(笑)。そして、僕のなかではバリウム検査の人は「めちゃくちゃ殺気立っていて怖い」という偏見ができあがりました。検査が終わった瞬間に逃げるように車輛を去りました。

バリウムを出さねば

バリウムってさっさと出さないと便秘になっちゃってなかなか大変なことになるみたいですね。それは知っていたので、もらった下剤を飲んでさっさと出しちゃおうとしました。下剤を飲んだ数時間後におなかが痛くなってきたので、トイレに行ったのですが、うーーん、残念。出てきたのはバリウムではなくて、1st レイヤーの方でした。バリウムがいるのは 2nd レイヤーの方ですね。すみません、汚い話で。その後もずっとおなかが痛いだけで、なかなかバリウムくんはでてきてくれません。

まぁ、放っておけば勝手にでてくるだろうと思っていたんですけど、なんかみんなが「バリウムはさっさと出さないとやべーぞ」とか「バリウム便秘は地獄だわ」とか言ってやたらと脅してくるんですよ。僕もなんだか怖くなってきて、家に帰ってからもう1包下剤を追加で飲んでしましました。

しばらくしてからお腹にあったものを出してみたんですけど、まだお腹の不快感がおさまらない。どうやらバリウムがいたのは2nd レイヤーではなくて、さらにその先のレイヤーだったみたい!今日中にスッキリできると思ったのになんてこった。バリウムウンチくんは明日にキャリーオーバーです。

ー翌朝ー とりあえずトイレに行って出すもんは出しました。これで闘いは終わりだ。この時はそう思っていました。しばらくして妻が僕の淡い幻想を打ち砕く一言を発しました。

妻「あなた、詰まってるわよ」

僕「え?詰まった?え!?ウンチ詰まった??」

驚きつつも半信半疑なままトレイに行き、排水溝を見てみると確かにいる…!!

たしかに、さっき産み落としたばかりの可愛い我が子が排水溝からひょっこり顔を出している!!なんてこったい!39にもなってウンコ詰まらせるだなんて!しかも出社直前に。

ちょっと信じられないし、現実逃避したい気分です。みんな「バリウムは詰まるとヤバい」って教えてくれたけど、お腹じゃなくて、トイレの方が詰まってどうするよ!

これは全くの想定外のできごとです。一体どうすればいいのやら。トイレのスッポンはありません。とりあえず、ゴム手袋をして、割り箸で届く範囲のウンちゃんをなんとか処理しました。この辺はリアルに描写すると汚いので省きます。マイルドにたとえて言うと、味噌溶いて流した… はい、すみません。

味噌溶き作戦の結果はというと、一応水は流れるけど、奴らはまだそこにいる… なかなかしぶといですね。そうこうしているうちに出勤時間になってしまったので、あとはパイプユニッシュをぶち込んで放置!妻に丸投げです。妻よ、すまぬ!!

悲劇は再び起こるのです。糞詰まりアゲイン!!

妻からのLINEによると、一応トイレ詰まりは解消されたようです。ベイビーくんのうんちも一応流すことができたと話していました。しかし、何故か胸騒ぎがしていました。なんかまだウンチが詰まっているような気がする。また詰まりそうな気がする… そんな気がして、仕事帰りにマツキヨで排水管詰まりの薬剤をしこたま買っていきました。僕がどれくらいうんち詰まりにビビっていたかというと、こんなに買い込んじゃうくらい・・・↓

たぶん店員の姉さんに「こいつ買いすぎじゃね?」って思われたかもしれんですけど、過去に何度もウンチ詰まりを経験しているので、もうトラウマなんですよ。

家に帰ってトイレをみてみると、うん、まあ確かに妻の言った通り水は流れますね。これなら大丈夫かな?ちょうどウンチしたくなってきたし、出しちゃおっと♪ ---っと油断したのがあだとなりました。ウンチを出したはいいものの、水を流しても流れない!!なんどやっても流れない!なんてこったい!またうんち詰まりをやっちまいやした。もうショックで茫然自失です。なんで、1日で2回もうんちを詰まらせにゃあかんのじゃい… でも、まぁ、さっきマツキヨで買い込んだ薬剤が役に立つときです。とりあえず、パイプユニッシュ的なものをドバドバ流し込んでやりました。ドロドロに溶かして流しちまおうっていう戦法です。頃合いになるのをまってからトイレの水を流します。ドラゴンボールベジータよろしく「これで最後だ!ファイナルフラーーーッシュ!!」みたいなノリで流してやりました。ドラゴンボールをご存知でない方もいらっると思うので簡単にご説明。こんな感じのエネルギー弾です↓ 決め技なんだけど、まぁ、これで決まった試しはないんじゃないかな(笑)。

ちなみに、"ファイナルフラッシュ" と水を流す "フラッシュ" をかけたつもりで、独りで「決まった!」ってニヤニヤしていたんですけど、綴りが "flash" と "flush" で違うやん… で、さらに悪いことに、結局このファイナルフラッシュ完全に不発で、僕のウンチくんたちは全く動じずトイレに居座っておりましたとさ。この後、水を流しまくったりしたんですけど、全く効果なし。

最終兵器トイレのスッポン!

もう埒が明かないので、再度マツキヨにいって、トイレのスッポンを買ってきました。お値段なんと1958円… た、高い… でも、もう他に店が開いていなかったので背に腹は代えられないです。

このトイレのスッポンの正式名称はなんなんでしょうね?プランジャーっていうのか、ラバーカップっていうのか。でも、正式名称よりも「スッポン」っていう俗称の方が一般的に通じそうな気がします。ってなことを考えながら、詰まったトイレをシュコシュコやっておりましたが、いくらやってもつまりが直らん!!これは一体どうしたことなんだ??冷静になって考えるんだ、自分!!

ネットで色々とスッポンの使い方を調べていて、ふとあることに気が付きました。よくよく見てみると、うちのトイレは詰まっているわけではないのです。正確にいうと、ウンチが流せずにそこにいるだけで、ちゃんと水は流れているのです。これ、結構厄介な状態です。やっぱりあのスッポンってやつは、ちゃんと排水管が詰まっていないと逆に使いものにならんのですね。たしかに、よく考えてみるとそりゃそうですわね。いくらシュコシュコやっても圧が逃げちゃうから意味ないですわね。そんなことに気が付いて、トイレのスッポンはこれ以上やっても意味がないと諦めました。スッポンを諦めたのは別にいいとしても、じゃあ、一体どうすんのよ…??やりたくないけど、また味噌溶きをやるしかない… もうこんなクソ味噌な一日はいやぁ… なんとか頑張って、黙しできる範囲のウンチは撃退してやりましたけど、まだ水の流れがいつもより悪いです。たぶん、排水管の曲がっているところにウンチくんたちが居座っているのかも。さっき買ってきた他の薬剤をガンガンつかってやりましたけど、いまいち効果があったのかなかったのかよくわかりませんでした。しばらくは詰まりにおびえながらトイレを使うしかないですね。

バリウムウンチおそるべし

みんな「バリウム便が (体内に) 詰まるとヤバい」としか言ってなかったやないですか!うそつき!いや、ウソではないですけど、トイレ詰まりの方が100倍ヤバくないですか?これってひょっとして日本人の常識なんですかね?まさか僕だけ39になるまで知らんかったとか… もしこれを読まれているバリウム未経験の方がいたら参考にしてください。バリウム後のウンチは流れにくくなるってことを!バリウムって比重が重たいからそりゃ流れなくもなりますわねぇえ。いやぁ、今回のバリウムウンチ事件はいい勉強になりました。

39にもなってウンチを詰まらせた上に、それを妻に見られていますからね、いい修行になりますわ。これまでの人生で自分の排泄物を他人に見られたのは初めてかも(笑)!!

おわりにバリウム対策

バリウム飲んだら会社は休んでウンチに専念する

・ウンチが出る瞬間に水を流す

・自分の家のトイレは使わない。ヒットアンドラン!(これは社会人的にはダメですな)

・あと、水圧が強そうなトイレを探す。タンクが上についてるやつなんがいいんじゃない?

他にもいい対策があったら誰か教えてください。今回が初めてのバリウムだったけど、もうバリウムは懲り懲りでございますわ。

これでホントにおわり

あなたは、健やかなるときも、病めるときも、バリウムでクソが詰まったときも、夫を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、そっとウンチを流すことを誓いますか?夫婦生活では相手のクソを見る、または相手にクソを見られるということも起こりうるということを学びました(笑)。ウンチくらい大目にみてね。

 

過去のウンチネタもよかったらご覧ください↓

edo-kashiwa.hatenablog.com

 

ベイビーの殺意

自分のブログを見返していたら、なんか脈絡のない文字の羅列ばかりで見にくいな(醜い?)と思ったので、今日はもう文字はこれだけ!あとは写真をのっけておしまいです。なんかめっちゃ怖い赤ちゃんの写真が撮れたので、それをネタにします。

おら、われぇ!グダグダ言ってっとこのドリルでガタガタ言わせてやるぜぇ

なめとんのかこらぁ!どう見たって本物のドリルやろうが!!

ベイビーくんが何故にこんなに殺意のある表情をしていたのかは謎です。おもちゃのドリルを持って、前世の記憶がよみがえってしまったのかもしれませんね。
このおもちゃのドリル(というか工具セット)は去年のクリスマスに長男(5)に買ってあげたものです。コストコで買ったものですけど、たったの22ドルでした。こんな低価格なのに、クオリティがやたらと高くてびっくりしました。仕様が本物とおなじなんですよ。右回転も左回転もできるんです。ドリルの他に、工具箱、ノコギリ、ゴーグル、ハンマーなどなど一式そろっていました。これは男なら欲しくなっちゃいますね。

 

英語のできないアラフォーが TOEIC を受けた結果…

2022年7月24日に5年ぶりくらい(?)にTOEICのテストを受けに行ってまいりました。そのことについては過去のブログに書きましたので、もしよろしかったらどうぞ。

edo-kashiwa.hatenablog.com

さてと、前回テストを受けた時に結果を晒上げると宣言しましたので、ちゃんと公開いたします。「結果」と書いて「恥」と読みましょう。どこに需要があるかは知りませんが、まぁ、誰かの踏み台になれればいいかな。で、テスト結果はというと、こんな感じでした: 

実施日: 2022年7月24日
Listening: 430
Reading: 370
Total: 800

・・・うわっ・・・クソみたいな点を取ってしまった・・・ なんなんだ、この箸にも棒にも掛からん感じは。これは本当に恥さらしになってしもうた。色々と言い訳はね、できるとは思うんですけど、なんかもう切な過ぎてなんも言えねえですね。あまりにもショック過ぎて、この下書きを書き始めて2週間くらい放置していました(笑)。まぁ、そのくらいショックたったわけです。毎度のことだけど、自分にはガッカリですよ。4か月くらい前までは地球の裏側にいたので、もう少しは点数取れてないとダメだろうよ、自分。駐在とかで海外に行く人の足切りラインって900点くらいでしたっけ?足切どころか下半身バッサリ切られとりますぜ、この勢いだと!過去の投稿で何度も「英語が嫌いだ」とか「英語ができん」とか「英語なんかくそっくらえだ!」なんてことを書いていたと思いますが、これでお分かりいただけたかと思います。もう・・・英語ムリ・・・ でも、まぁ、こんなダメ具合でも海外で死なない程度に生きていけたということは、英語が苦手なまま海外に行ってしまった人の慰めになるかも。

次の試験は8月21日

色々とショックがありつつも、日常生活にかまけて結局は英語と関係のない日々をダラダラと過ごしてしまったのですが、忘れたころにやつが来ました。TOEICの受験票。なんかもうね、赤紙みたいなプレッシャーですよ。また行かなきゃいけないのか… もちろん、誰に強制されたわけでもなく、自発的に申し込んだので、もしも自由意志というやつがあるんだったら自分が悪いんですけど。ひょっとしたら、なにか見えざるものにやられとる可能性もなきにしもあらず… いや、ないな。全部自分の責任です。

でね、ちゃんと勉強をすればいいのに、またやっちまいやした。不勉強。「やっちまった」というのも変な響きだけど、「勉強をしない」ということを「やっちまった」ということで。嫌なことから逃げる癖は若いときから直っていなくて、こと自分の嫌いな科目となるとそれが顕著にでてしまいます。「英語なんてやりたくないんじゃい!」という肚の底から湧き上がってくる拒絶感に抗うことができない!

いまの僕にはやりたいこと (もしくはやらねばならぬこと) が主に3つあって、読書とモノ書き、英語です。この3つがものすごく激しくコンフリクトするわけですよ。「モノ書き」ってのはこのブログと更新したり、日記を書いたり、モーニングページを書いたりすることです。読書とブログはなんとか両立できなくはないです。インプットしていかないと頭の中が枯渇していくので、やっぱりなにか頭の中に継続して入れていきたいところ。でもやっぱり、どっちかに偏りがちになってしまいますね。本を読んでいるときはモノは書かないし、モノを書いているときは読書がストップしてしまう。悩ましいところです。起用にマルチタスクできる人がうらやましい限りです。僕なんかは1つのことにべったりと張り付いていないとダメなので、同時並行で何かをやったり、すぐにやっていることを切り替えるのは無理ですねぇ。

でもまぁ、まだこれら2つは両立できそうなんでいいのですが、ここに英語をぶち込むとこれがなかなか難しいです。単純に時間が減ってしまいます。一番いいのは、思ったこと、考えたことを英語でつらつら書いていくということですけど、これをやると日本語のブログの方が完全におろそかになるという事態が発生してしまう!これはなんかちょっと嫌なんです。やはり、母語である日本語で言葉を履いていかないと安定しない。何が安定しないのかはよくわからんのですが、言語化することによって、自分の考えていることが非常にわかりやすくなると思います。日本語でアウトプットすることは減らしたくない。

なんだかんだグダグダ書きましたが、要するに、「英語の勉強はしたくない」ということですね(笑)。ああ、もうだめだこいつは。

一応受けてきましたよ

でも、高い受験料を支払っていますので、ちゃんと受けてきましたよ。今回の受験場所は新宿。あれ?千葉じゃなかったのかな?と思い、よーくみると、「千葉県の新宿」です。へぇ、千葉にもあるとは知りませんでした。まぁ、今でこそ新宿は固有名詞として認知されていますけど、元々は新しい宿場のことを指したんでしょうから、そこら中に新宿はあってもいいですわね。

これまた僕の住んでいる場所から微妙に遠いです。めちゃくちゃ遠いわけではないけど、1時間半くらいかかる。毎回TOEICをやる度にこの中途半端な距離感を味わわないといかんのですかね。TOEICさん、うちの近くにも大学あるんですけど(笑)?

受験会場は国際なんちゃら専門学校っていうところでした。失礼な言い方ですけど、僕の第一印象は「なんだ、その胡散臭い専門学校は??」でした。本当に実在するのか疑わしいなぁと思いながらいってみると、一応建屋はありました。でもまぁ、古臭くて狭そう (失礼!)。実際、建物はすごく狭くて小汚い感じでした(失礼!!)。

受験番号を見間違えて、違う部屋に入ってしまい、受験前からポンコツっぷりを発揮してしまいました。でも、今回の自分は前回から大幅にバージョンアップしております。それは、時計を2つ用意したということ。上の方にリンクした前回の受験記録を読んでいただければわかりますが、前回は「試験中に時計が止まる」という手痛い失敗を経験してしまいました。余裕ぶっこいていたら、時間が全く足りず、いくつかの問題は塗り絵すらしないで回答用紙を出してしましました。これはまさに痛恨のミスでした。

今回は、息子のカブトムシのケースを買いに行ったついでに時計を買ってきました。案外腕時計よりも、置時計の方が安いんですね。↓このちっちゃい時計で880円です。腕時計だと1000円超すやつしかなかったですね。

この時計と、一応前回止まってしまったゼンマイ式の時計(めっちゃ巻いた)を持って再び試験にのぞみます。今回は、ことあるごとに時間を気にしまくっていました。前回と同じ轍を踏んではいかんので、「わからなかったら即飛ばす」方針でサクサクを進んでいったのであります。この戦法が功を奏し、なんとか最後まで塗り絵はできました。前回の失敗を思うとかなりの前進ですね。ただし、今回はリスニングで聞き取れないところが前回よりも多かったのが気になりますね(いやな伏線にならないといいけど…)。

今後の目標: 900点取るまではやめない

中途半端な点数のまま終わるのも嫌なので、900点を超えるようになるまではTOEICを受験したいなと思います。「じゃぁ、勉強しろよ!」って話なんですけど・・・はい、がんばりますとしか言えんですね(笑)。

今回は、「止まらない時計を用意する」という躍進ができたので、次回までに「過去問を解く」という課題をクリアしましょうかね!

英語の得意な人がいたらなんか都合のいい勉強法を教えてほしいなぁ・・・ 学問に王道なしですかね。地道にやってく他ないですな。

 

でも…思うんですよ。やっぱり、人間好きでもなければ得意でもないことはしてはいけないなと。ホントね、時間の無駄ですよ。嫌々やる学問ほど無駄なもんはないです。英語学習から学んだことは、「好きこそものの上手なれ」ですな。「好き」と言うこと自体が財産ですよ。これだけで才能があると言い切ってもいいと思う。僕は英語が嫌い過ぎて普通の人レベルに到達するのにえらい時間がかかりました。そしてこの時間は壮大な無駄だったなぁと思うわけです。英語を勉強して苦しんでいる時間に、自分の好きな本を読んでいた方が100倍勉強になったよなぁ。

何かと英語英語と言われる世の中ですけど、もう今の若い子は誰だって最低限は英語話せるし、そんなに勉強せんでもいいでしょうに。それよりも本を読んで専門知識を増やした方が絶対いいのになぁ。特に技術系の人の場合は、いかに英語を知っているかではなくて、いかにその道に通じているかで勝負ありですもんね。

僕は道を踏み外して有機合成を専攻してしまったんですが、合成だったらどんな言語を使おうと話はあらかた通じてしまいますもんねぇ。例え英語の得意な人が通訳で間に入ったとしても、言語云々ではなくて内容そのものがわかんないっていうことになっちゃいますよね。たとえ日本語であったとしても、専門外のことってチンプンカンプンですもんね。

僕がこういうことを書くのは、はい、単純に英語に対する恨みつらみからでございます(笑)。こんな駄文を書いてないでさっさと勉強しよう・・・

カブトムシにおかされた…

なんか最近カブトムシネタに偏っているような気がしますけれども、これもうちの長男くん (5) のカブトムシ熱のせいですね。なんちゅうか、流行病みたいなもんですぐに冷めるのかなと思いきや案外カブトムシを大切に世話しております。

僕が子供の時を振り返ってみると、カブトムシなんて、捕まえたときが最高潮に楽しくって、あとは急速に興味を失っていったような気がします。まぁ、これはカブトムシに限らず他の生き物にも当てはまりますけど、大抵の生き物は死なせてしまったような気が… いやはや、多くの尊い命を無駄にしたもんです。生き物たちよ、ごめんね。あのときはまだ子供だったから赦してちょうだい。

その点、うちの長男くんは毎日数回カブトムシのお世話をしているから大したもんだなぁと親ながらに思うわけです。放っておくと寝床が乾燥してしまうので、一日に何度かシュッシュと霧吹きで水をかけてやらんとあかんのですね。

カブトムシの新しいお家

カブトムシのつがいを買った時におまけで貰えたケースとか、ダンゴムシを飼っていたケースにカブトムシを突っ込んでいたので、正直かなり窮屈な感じだなあと思っておりました。息子もそう思っていたんでしょうね。

ケンちゃん、良い子にしているし、ちゃんとカブトムシのお世話もしてるから、大きいケース買って!

前者については微妙なところだけど、後者に関してはまぁ、確かにそうだね、よく面倒をみていますな。街中に住んでいてそもそも虫に接する機会が少ないから、こういうことはケチケチしないで息子の要望を聞き入れてあげましょう。もしかしたらこの経験がきっかけで将来虫博士になるかもしれないしね。(現実世界でそんな博士には会ったこたぁないけど)

ホームセンターに行こうかねと息子を誘ったら、もう欣喜雀躍、小躍りしてぴょんぴょんのぴょんですよ。子供は素直だから可愛いもんですね。

ぃやったぁああ!!パパ、早くいこ!早く!早く!

長男くんは、朝食のフレンチトーストを大急ぎでかきこんで急いでお出かけの準備です。普段からこの機敏な動きを取り入れて欲しいもんですな(笑)。

車に乗ってホームセンターにゴー!まだお店が開いたばかりの時間帯だったので、店内は空いていました。息子は小走りで昆虫コーナーに行き

パパ!あそこ!あそこが怪しいよ!!

虫コーナーを指差して叫ぶ息子。あ、怪しいって、そんな表現いつ覚えたんだよ(笑)?完全に間違いとは言い切れないけど、ちょっと使い方がおかしいでしょ。たぶんアニメの影響だろうなぁ。

同じくらいの大きさのケースが2種類あって、安い方は1386円、高い方は1480円。庶民的にはこの100円の差は大きいですよ。たかが100円と侮るなかれ。塵も積もればですよ。親としてはちょっとでも安い方を買わせようと邪心が働きますわね。だって、スペック的にはそんなに変わらんでしょ。「こっちのほうがスライドするから使いやすいよ〜」とか、「こっちの方が中が見やすいね!」とか上手いこと言って子供が取るべき選択を誘導していきます。そう、親はいつだって邪なのです。

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そして、よし!安い方を選んでくれた!でかした!息子よ!
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新しいケースをゲットしてニンマリの長男

家に帰ってから、さっそくカブトムシくんたち (つがいです) 入れ替えを行いました。ちなみに、今までの狭小住宅はこちら↓ 止まり木で空きスペースがほぼなくなるという事態に陥っていました。

で、新居はこんな感じ↓ お散歩できるスペースができましたね。虫ゼリーも2つ置けたので、これで不毛な争いはなくなるでしょう。

カブトムシの生態はよく知らないんですけど、オスの方はずっと外にでているのに、メスの方は日中は土の中に潜ったままです。ずいぶんと引き籠りなメスカブトだなぁって思いつつ、その気持ちはよくわかる(笑)。僕だって日中は日の当たらないところに引き籠りたい!古いケースから新しいケースにメスカブトを移すとき、土の中から掘り出してその眠りから強制的に起こしてポイっと新しいケースに入れてやったんですけど、本当に寝ていたかったんでしょうね、ものすごい勢いで土の中に潜っていきました。これにはびつくりです。カブトムシって木にいるイメージしかなかったんですけど、ひょっとして土の方が好きなの??確かに、外にいると天敵が多いから、土の中の方が安全なのかしらねぇ。

異種間性交的な・・・??

うちの長男くんはカブトムシが大好きなんですけど、足の鉤爪とかが怖くってなかなか触ることができません。一応、羽と角とかツルッとしたところだけは触れるようです。「せっかく飼っているのにそんなんじゃいかんなぁ、ちゃんと触れるようにせんとあかん」と思って、オスカブトムシくんをケースから出して僕の指にのせました。息子に指にのせたカブトムシを見せながら、「ほら、全然怖くないし、痛くないよ?」って言いたかったんですけど、なんかカブトムシの様子が変!

異様に素早くガシャガシャ動いて、口元を激しく押し当ててきます。牙もないくせに反抗的にはみついているのかなと一瞬思いましたが、そういうわけでもなさそう。今度は僕の指をギューっと握りしめてというか、抱きしめてきました。おいおい、カブトちゃんよ、どうした??そして、ワナワナ動き始めました。いよいよこれは様子が変だなと思ったら、携帯のバイブみたいにブルンブルン振動し始めるじゃないですか。ここまでくるとちょっとした恐怖です。「なんだこの気持ち悪いカブトムシは!こんなキモいやつはみたことがないぞ!」と思っていたら息子が「あー!カブトムシがウンチしてるー!!」と叫ぶじゃないですか。

えー、カブトムシのウンチってマジかいな。こんな激しい排泄するかよぉって思いながらカブトムシのお尻を確認したら、確かにウンチ的なやつが見えますね…↓

これは知らなくてもよかったかもしれん・・・

ははは、長男くん、これはウンチではなくて、チンコだ!!そして、パパは今このカブトムシ野郎に蹂躙されとるんだわ!!

なんてことでしょう。カブトムシにそういう相手と見られていたみたい。確かに、犬とかに交尾されたことはありますよ (みなさんも一度くらい経験ありません?) でもねぇ、まさか甲虫ごときに指を犯されるとは思わなんだわさ。これってなんていうんですかね?指姦??39にして指処女をカブトムシに奪われてしまいました。

まぁ、これも良い経験ですね。いままでカブトムシの生殖器なんて生でみたことなかったですから。見た目がちょっとグロテスクなので妻は「キモいキモい」と叫んでいましたけど(笑)。人にキモいと言われようとその生殖活動をやめようとせず、この短い人生を全うしようとするカブトムシくんに生きる強さを学びました。太く短く懸命に生きるんじゃ!陰鬱と暮らしている暇はないのです。

つがいでカブトムシを飼っていますけど、なんだかあまり仲がよろしく見えないのは、ひょっとしてこのオスカブトの性欲が強すぎるせいなのかしら?さっきメスカブトが素早く土に潜り込んだのも、オスから逃げるためだった??

さぁ、オスカブトくんはちゃんとメスを口説き落とすことができるでしょうか… 口説くってか、力づくでものにするのかな。

5歳児の質問: なぜ皆争うのか?

先日、びーとるランドという甲虫専門のテーマパーク (テーマパークっていう表現でいいのかな) に行ってから、5歳児の長男くんの甲虫熱に拍車がかかりました。最近は寝ても覚めても蟲蟲蟲…カブトムシ、カブトムシ、カブトムシ…

(ちなみに、"ムシ" って言う漢字は常用漢字の虫よりも旧字体の蟲って方がキモさが出ていていい気がするする。虫はキモい成分が足らんですな。蟲の方が「うじゃー!うぎゃー!」っていう雰囲気が出てるね。本題じゃないけど、日本の常用漢字とチャイナの簡体字ってやつは、ホントに取り返しのつかん文化破壊をしちまいやしたね)

そんな虫ボーイに何冊か昆虫図鑑やら昆虫の絵本を買ってあげたところ、なかなか真剣に読んでくれます。いや、でも読まされることの方が多いのかな(笑)?

昆虫図鑑のカブトムシのページを読み聞かせていました。カブトムシと言えばやっぱりあの立派な角が象徴的であり、子供の憧れです。角のの使い方について説明していたら、図鑑に「どうしてケンカするのかな?」と書いてあるじゃありませんか。

「じぶんでよめるこんちゅうずかん (成美堂出版) P. 11」

これに息子が反応して、感慨深そうに

どうしてみんなケンカしちゃうの?

と訊いてくるのです。これに答えるのはなかなか難しいです。

うーん、そうだねぇ?なぜ我々は争わないと生きていけないのかねぇ?なぜそういうことになっているのかはわからんけれども、自然界も人間界も、誰かから何かを奪わないと生きていけないんだよ。自分を守るために、誰かから奪うために、戦わなきゃあかんのだよ。パパも、資本社会社会という争いの最中にいて、資本家から収奪されているんだぞ!どこにいったとて、我々は争いから降りることはできんのよ。

なーんてことをぶつくさ言っていたら、5歳児くんはこう言うのです。 

なんでみんな仲良くできないの?「ごめんなさい」って謝って、握手すればいいんだよ!!

おー、なんて模範解答なんでしょう。そうです、ちゃんとみんな謙虚な気持ちになってお互い歩み寄ろうとすれば世の中から争いごとはなくなるはずなのです。5歳児でもわかることが、穢れた世の中にどっぷりと浸かってしまうとわからんくなってしまいますな。これは息子に勉強させられた感じですね。

そうだよ、虫握手すればいいんだよ!!

む、虫握手とな…??なんだろう、平和的な握手が虫の鉤爪でめっちゃ痛そうな響きに聞こえてしまう。

まぁまぁ、握手とハグがあれば世の中丸くおさまるのです (たぶんね)。ラブアンドピース!

しばらくしてから息子がぼそっと呟きました。

ケンちゃんも虫バトルやりたいなあ

…!?なんですと?お前はさっきまでガンジーよろしく非暴力を掲げて世界平和に貢献するような感じやったやん!さっきまでのアレは何?理想は理想ってかい?それともあれかい、ケンカとスポーツで枠組みが違うっていうこと?

所詮子供は子供よぉ。まだまだ正義や倫理を構築するには100年早ぇぜ、息子よ。

メロンアイス (のカップ)

話は変わります。コープで買ったメロン味のアイスについてです。子供のころ、うちの母親がコープをやっていて、夏になると6個入りくらいのメロン味のアイスをよく買っていました。別にあれがうまかったとか、好きだったっていう思い出はないんですけど(笑)、まぁ、きっと母親が好きだったからよくうちにあったんでしょうね。

この前冷蔵庫を開けると同じものが入っていました。なんと、30年経ってもまだあったのか、お前は!!ちょっとこれには驚きですね。思い出に耽りながらパクリと食べます。うーん、この味!やっぱり不味くはないけど、特段うまくもない!偏差値55くらいの味!「自ら進んで買うことはないけど、家にあったら食います」くらいの味。懐かしいね。

うちの長男くんはこのメロンアイスがめちゃくちゃ気に入っているようです。いや、正確にはこのアイスの容器の方かもしれんですね。メロン型のカップの中にアイスが入っていて、ちゃんと蓋も付いていて、形はメロンそのもの。↓このベイビーがしゃぶってるやつです。

最初、息子がこの容れ物を集めているとはつゆ知らず、ゴミの日に捨ててしまったら烈火の如く怒りました(笑)。子供ってこういうことあるよねぇ。子供にとってはあれがかけがえのない宝物なんです。

それ以来、メロンの容器をまるでドラゴンボールのように集めては大切にしております。

そんな息子と一緒にお風呂に入った時のこと、息子はニコニコというか、若干ニヤつきながらこれまでためたドラゴンボールもといメロンカップをしこたま風呂に投入しました。柚子風呂ならぬ、メロン風呂?柚子風呂なら健康によさそうだけど、こっちはただのプラスチックの容器だから、健康増進作用は皆無!若干風呂が狭くなるくらい。

風呂に入っておもちゃで子供と遊んでいると自分が幼かった頃を思い出しますねぇ。子供のころはどうしようもないことでもキャッキャと喜んでいたなぁ。そんなことを考えていたら、思考まで退行していったのでしょうか、メロンカップの蓋を目にはめて「メロンマン」的なことをやってしました。メロンマンったらなんだって言われても、それは知らんです(笑)。即興のヒーロー的なやつです。これが息子には大ウケでした。子供っていいですよねぇ。くだらないことでも無邪気に笑えるんだもん。僕なんかはここ10年、20年くらいはテレビのバラエティ番組とかがつまらなさすぎて見られない。番組がつまらないんじゃなくて、多分自分の心が硬直してしまっているんだと思う。何にでも笑える力ってのは大事なもんです。何事も「面白がる」ってことが大切ね。

ちなみに、息子が大笑いしたメロンマンはこちら↓ これで笑えたら子供のような柔軟な心あり。笑えなかったら心の老化が始まっているかも!

 

来年40でもこれですよ。よくいえば子供の心を失わない。悪く言うと子供のときから成長しとらん!

決して自分のブログがつまらないとか自省方向には話を持っていきません!「俺の笑いがわからない方が悪いんや!まだ時代が追いついてへんだけや!」的な感じで。笑いの道を極めるのは厳しいですな。いや、まあ、ガチで笑いを取りに行くようなブログではないですけれども。