茹で蛙の盆踊り

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アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

セクハラについてゆるーい考察

昨今では、セクハラやパワハラ、その他多くのハラスメントに対して社会的な目が厳しくなってきました。

主に僕はハラスメントを “受ける” 側の人間だと思っていたのですが、それではちょっと意識が低いですね。

こういったハラスメントは自分がしないつもりでもしてしまうものです。「自分は絶対に違う」と思っているときこそ要注意ですね。

ここではとある事例を基に、ゆるーくセクハラについて考えてみたいと思います。

事案

ある日の午後、事務的な用事があって、とあるお姉さまに声を掛けました。

「お姉さま」の正確な定義は知りませんが、僕より軽く一回りは年上の方です。

「〇〇さーん、すみません。これなんですけど・・・・ハッ!!」

別にいやらしいシチュエーションでも何でもないんですけど、肩からブラの紐がめっちゃ出ています。

おう・・・これどうするよ?

あなたならどうしますか?ちなみに、僕には最適解はわかりませんでした(笑)。

対応策

その場でとっさにどうすればいいか考えました。

  1. ストレートに伝える
  2. 違う女性に教えて、間接的に知らせる
  3. 見て見ぬふり

1. ストレートに伝える

うーん、これはちょっと僕にはハードルが高すぎますね。

たまに何をいっても許されるキャラの人がいますけど、そういう方なら「ブラでちゃってるよー」なんて軽いノリで指摘できるかもしれませんけど、とりあえず、僕はそういうキャラにカテゴライズされてはいない

ブラが見えてると指摘する >> ちょっとどこ見てるのよ!!このスケベ!! ってなる確率が結構高い気がします。

 

2.違う女性に教えて、間接的に知らせる

いやぁ、これもちょっと無理かも。今の時代、どうやって情報が曲解されるかわかりません。下手したら「カシワさんは女性のブラに対して異様な性癖を持っている」ということに勝手に情報が捻じ曲げられるかもしれません。

これも結構リスキーですね。

 

3. 見て見ぬふり

極力見ない!見ていない、知らないということを突き通す。これが一番無難でしょうかね。

ただ、これを選ぶ場合、誰か他の女性が指摘するまでずっとブラをさらし続けるということになってしますので、ちょっと心苦しいです。でも、危険を冒してまで指摘でるか・・・ 僕にはできない・・・

実際には

ということで、選択肢3を選びました。話している間、きっとものすごく不自然に天井を見ていたと思います。

これがベストな答えではないでしょうけど、男としてはこういう時どういう対応をとればいいんでしょうね。

下手にセクハラだと思われたらおしまいですよ。

そもそも、これはどっちのセクハラだ?

でも、今回の事案はむしろ僕がセクハラにあっているんでしょうかね?うーん、この辺りは専門家でもないので難しいところです。

セクハラって、一般的に男性から女性に行われるものとみられていますけど、例は少ないですがその逆もありますよね。

今回の「ブラ見えちゃった事件」は、僕が不快な気分になって一人で悶々と悩むという責め苦にあっていますので、僕が被害者っていう風に考えれなくもないです。

いや、でも、これがもし「50代の女性のブラフェチ」っていう、ものすごくニッチな性癖の持ち主だった場合、これはセクハラにはならず、むしろご褒美になってしまうのか… 

セクハラが一体何なのか少し調べてみましょう。

厚生省の指示しているところによると、こんな感じです。

  1. 1.職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否したことで解雇、降格、減給などの不利益を受けること(対価型セクシュアルハラスメント
  2. 2.性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に大きな悪影響が生じること(環境型セクシュアルハラスメント

厚生省のホームページより引用しました

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html

なるほど、なるほど。今回の場合、1 には当てはまりませんね。

当てはまるとすれば、2 かぁ。

「職場環境が不快なものとなったため」という箇所はひょっとしたら当てはまるかもしれないですね。

今回は、「僕が不快」になったと受け止められます。

しかし、僕が女性にブラのことを指摘した瞬間に、彼女が「不快」を感じたらそこから 攻守逆転 でしょうか?

この辺りは難しそうですね。

しかし、次の「大きな悪影響」っていうのは、当てはまらなさそうです。これも人によってだいぶ大きな違いがでそうですね。

ちょっとしたことでも「大きな悪影響」になる人もあるでしょうし、その逆で、全く平気な人もいるでしょうし。

君子危うきに近寄らず

セクハラ問題はナイーブすぎる問題なので、どういう対処をとればいいのか難しいですね。

「きれいだね」ってほめただけでも、相手がそれを不快だと感じたらセクハラ扱いになる恐れがあるとかいいますしね。

ちょっとでもセクハラになるかもと思ったら、極力そのことから遠ざかればいいでしょうかね。君子危うきに近寄らず、触らぬ神に祟りなしです。こっちから何か手を出して藪蛇になっちゃ嫌ですからね。

特に、そもそも女性が苦手な人間は (僕のことです)、女性と話すだけで挙動不審になってしまうので、できるだけ女性には近づかない方がいいのです(笑)。