茹で蛙の盆踊り

茹で蛙の盆踊り

アラフォーサラリーマンが、まぬけな子育て話などをお届けします

科学教育の大切さを実感しました

エセ科学的なのが多い

昔から科学っぽく見せかける手法はよくありました。それこそ、テレビで「納豆がダイエットにいい!その理由は〜」なんて感じで科学的な説明をそれっぽい感じの専門家が話すと、みんなころっとそれを信じてしまいますよね。

納豆がスーパーから消えた騒動は何年前のことだか…

残念なことに、我々の認知能力は数年前と比べて劇的に上がっているということはないので、今も昔もエセ科学には振り回されますね。

ここ最近気になるのが、「科学的に正しいホニャララ」みたいなやつです。

どうしても世の中を斜に構えてみる癖が抜けないので、こういうのをみた瞬間に「嘘つくんじゃねぇよ!」って反射的に思ってしまいます(笑)。

実際、嘘くさいやつが多いですし。これまた「科学的に」ってのがミソてますよね。ちゃんと実証できて、再現性があるかっちゅうことなので、「それがあんた個人に当てはまるかどうかは関係ないよ」ってことですから。

でも、こっちとしてはこれが知りたいんですよね。たとえ万人にとって不正解であろうと、自分にとって正解であればそれで全く問題なしですよ。

「できる人は早朝に仕事する!」みたいに言われようと、夜の方が仕事が捗るならそれはそれで正解だし。

「科学的に正しい」かどうかってのは、自分個人の問題に落とし込む際には、ホント参考程度にしか役に立たないし、なんなら害になることもありますわね。

自分の人生を振り返ってみて、科学的に正しそうなことが当てはまったことなんてまぁないですね(笑)。

睡眠一つとっても、1.5時間周期で寝てる人間なんていないですよね?睡眠にはまって結構長いこと計測をしていますけど、毎日結構ぐっちゃぐちゃですよ。その日の体調、気温、湿度などなど様々な要因で簡単にブレますので、単純に1.5時間周期にはならんなぁと。

そんなこんなで、僕個人的には巷で「科学科学」っていってるのにはちょっと猜疑心を抱いてます。

といいながらも、やっぱり科学は大事だな

ここまでちょっと科学をディスり気味に書いてきたのんですが、それでもやっぱり科学は大事だなと思った出来事がありました。

先日、髪を切りに床屋に行ってきました。美容院ではないです。昔っからやっている、今ではなかなか珍しくさえなってきた床屋さんです。

そこの兄さん、愛想がよくて髪を切るのもうまいのでいつも通っております。「兄さん」って言っても、僕より年上の方です。

そんな彼が、最近の湿度の高さについて語り始めました。

床屋さん「いやー、最近蒸し暑いですね」

僕「そうですね。ホント暑くて我慢できんですよ」

床屋さん「知ってました?除湿剤って、置いとくと、逆に湿気を寄せ付けちゃうみたいですよ?」

僕「え…⁉️」

 

うーん、なかなか難しい話ですね。確かに、除湿剤を置いたところの湿度が局所的に下がったら、周りとの湿度差が均衡になるように「湿度が寄せ付け」られちゃうでしょう。

けど、けど、この兄さんの話を聞いていると、どうもそういうニュアンスで話しているわけでは無さそう。

ゴキブリホイホイを置くと、逆にゴキブリを寄せ付けちゃう」みたいな話があるじゃないですか。あれの湿気バージョンでどうも話しているっぽい(笑)。

うーん… 僕は科学者じゃないからよくわかんないけど… そうなのかなぁ…?? でもまぁ、なかなか独創的な考えなので、思考法としては面白いですね。たぶん除湿剤に水分を呼び寄せるフォースがあって、周りの湿気を呼び寄せてしまうんだと。

うーむ、やっぱり科学教育は小さいうちからちゃんとしておかんといかんですな。